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株式会社おおいた家づくりコンシェルジュ

~社会的使命がある~

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

大分市内では積雪はないですが、九州にお住まいの方も雪で大変なことだと思います。

大分に住んで15年になりますが、自家用車で一度もスタッドレスタイヤとかチェーンとかしたことない私、

雪対策を全く意識していないので、いざとなったら、焦ります・・・

基本、外出しないことが一番だと思いますので、今日は、自宅、大分市内で仕事とします。

さて、

どうでもいい話になるかも知れませんが、今日も私話で。

最近はユーチューブ動画で有益なものが多いので、自分のタイムマネジメントにかなり苦労するのですが(笑)、

基本TVっ子世代である私の常にチェックしているTV番組にNHKの「クローズアップ現代」という番組があります。

もしかしたら、高校生の時から見ているかも知れません。

昔は国谷裕子さんという素敵な方がキャスターで、そういうことも影響していたかも(笑)しれません。

どうしてもリアルタイムで観ることは難しいのでハードディスクに録画で順不同、興味ある内容から観ています。

けど、

昨日はたまたまリアルタイムに観ました。

テーマに興味があって。

昨日の内容はこちら
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/ubcFZA9GrQIeA9

地方における国立大学の存在や影響力は大きく、大学の先生でも何でもないのですが、大学教育には個人的は非常に関心があります。

これは私が地方の国立大学で普通の人よりもかなり長く9年間も学んだ(単に留年しただけという話もある(笑))からということもありますし、

学生時代からいろいろと勝手に考えていました。

大学院に通ったのも、当時の私的な戦略的な考えもありましたが、自分なりの大学という場所で学ぶこと、大学生という身分を使って学べることを実践し、先生たちと議論することで大学教育のあり方を考えるきっかけにもなりました。

当時は、

くまもとアートポリスが始まったばかりで、世界で一番、建築をいう世界が学べる機会に恵まれた場所が熊本だったので、そういうことも長い学生生活を熊本で送ることになったのだと思います。

その当時のことを思い出しても、大学の授業だけ受けて、その課題だけをやっていたら、今の自分は明らかにないです。

課外授業というか、大学とは関係ないところで勝手に自分で動いていたことが今に生きています。

けど、

あくまでも帰る場所は大学、大学の研究室、そこでの建築に関する熱い環境がなければ、自分の勝手な動きも起らなかったと思います。

自分の実家は兼業農家だったために裕福ではなく、家計的に大学は国立大学しかNG、理系なので尚更。

大学に入学しても思いっきり当時の日本育英会の奨学金を利用しての学生生活でした。

田舎から出てきたら熊本でも大都会で、一人暮らしが楽しくなり、いろいろなモノが買いたくなり、

1年生の時から家庭教師と塾講師とか時給の高いアルバイトだけし、仕送り以上のアルバイト代を稼いでいました。

1年生の時に当時のエースの教授だった世界的建築家の木島安史先生の「現代建築論」の授業に感化されて、

1年生から建築少年に。

建築サークルなんかに入り、思いっきり、アルバイトと建築漬けの学生生活になりました。

留年中の4年の時に、当時、八代高専から熊本大学に移ってきた、建築家の桂英昭先生に出会い、学んだことも非常に大きいです。

熊本大学を退官された今でも熊本の建築の世界のご意見番でもある桂先生、くまもとアートポリスでのアドバイザーもなされています。

一昨年、桂研究室の合同同窓会で卒業以来にお会いして、楽しい会話や刺激をいただきました。

近いうちに新人たちたちと一緒に熊本に会いに行く予定です。

正直、大学の授業というものはそんな大したものではなく、授業に出ただけで今の自分には到底なれていないですが、

いろいろな意味で大学が大きなキカッケを与えてくれたことは事実です。

し、

その環境を生かすも殺すも自分次第、

先日のイチローさんの言葉ではないですが、

「自分の能力を生かす能力」

まさにそれを思います。

当時の実家の家計的には遠方の大学に行かせる余裕なんかなかったように思います。

私のわがままで行かせてもらいました。

2歳下の弟は大学進学まではさせれないということで国立高専に行きました。

田舎の長男のわがままでした。

とんでもなく長い学生生活を送ってしまいましたし、親には大変な苦労をさせました。

せめてもの親孝行で今、大分のマンションで一緒に住んでおりますが、一緒に住むとか、旅行に連れていくとか、そんなことしかできません。

こんなことを言うといろいろな人に怒られるかもしれませんが、

本音を言うのが私のメルマガ、

ですから、本音を言います。

大分に来て強く思うのが、

大学を出た人間がもっともっと頑張って地域(大分)に貢献しないといけないなと。

大学、特に多くの税金が投入されている国立大学を出た人間はもっともっと自分の能力を開花させ、社会に貢献すべきだと。

決して、「今だけ、金だけ、自分だけ」になってはいけない。

自己満足の世界に留まってはいけない。

そういう社会的使命がある。

そうなっていないのは、

スタート時点の大学教育自体から問題があるような気もします。

そんな中で、大学教育に関心を持ちつつ、私の思うことを何らかの形で活かしていきたいと。

新卒の新人たちを一緒に考えて、実践していきたいと思っています。

先ずは、

隗より始めよ

です。

では、

今日は、これで失礼させていただきます。

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