こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
さて、
今日のテーマは、
「界・由布院が開業」についてです。
昨日の8月3日、星野リゾートの「界・由布院」が開業しました。
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https://m-sceneryhouse.jp/l/m/XGNMz2yfWPMD8B
世界的建築家:隈研吾さんの設計である建物、星野リゾートのスタッフさんのおもてなしなどを勉強のために、是非とも泊まってみたいと思っておりますが、もう既に結構先まで予約でいっぱいです。
流石、星野リゾート!って感じです。
星野リゾートに関しましては、社長の星野佳路さんを敏腕経営者として、私が外資系コンサルティング会社で働いている時から、徹底的にベンチマーキングしておりまして、もう長い事、星野佳路さんフリークであります。
恐ろしいほどの読書家の彼が、これまでに一番役に立ったという書籍と公言する『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン:著)は、私も何度も何度も読んでいます。
ちなみに、この書籍、私からもかなりおススメなので、是非!興味ある方は読まれてください(シーナリーハウスのスタッフには是非とも読んでもらいたい・・・この場を借りて社員教育です(笑))。
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https://m-sceneryhouse.jp/l/m/WXCYFZlUIU62dJ
星野リゾートが拡大した大きな要因は、自社資本で建物を建てていくという従来型のホテル業、旅館業の拡大の仕方ではなく、星野佳路さんが4代目の社長に就任した翌年から、建物所有を本業とせず、運営会社を目指すという将来像を発表し、その実現をしていったからです。
ですから、星野リゾートのホテルや旅館の建物にはオーナーさん(資本家)がそれぞれにいて、そのオーナーさんに使用料を払っているかたちでサービスの運営をしております。
星野リゾートがホテル運営を成功させることで、オーナーさんは高いリターンを得ることができ、場合によってはそのホテルの権利を高値で別のオーナーへ売却することも可能になる。資本家には、星野リゾートの計画する事業には、こぞって出資したくなるという、そういうビジネスモデルをつくっているわけです。
欧米の有名ホテルチェーンなどはほとんどそのようなビジネスモデルで、これは星野佳路さんが慶応大学を卒業後、アメリカのコーネル大学ホテル経営大学院で欧米のホテル業について徹底的に学んだからであります。4代目ですが、老舗旅館のバカ息子ではなかったわけですね(笑)。
やっぱり、頭のいい人は違います。勉強になります。
これは、若い時からの私の個人的な夢でもあるのですが、自分のプロデュースするホテル(旅館)をつくってみたい・・・
そのために、星野リゾートをベンチマークしているわけではありませんが、なんとなくですが、私の人生、その流れになっているような・・・気のせいかも知れませんが(笑)
「おんせん県」である大分県に来て、建物をつくるという工務店をはじめて、国際観光都市の別府市に温泉のあるモデルハウスを建て、湯布院で温泉のある住宅を建てる仕事をし、子供が別府市の小学校に通いはじめたことで湯布院で旅館業を営む人との交流もでき、外国人の方の温泉のある住宅も建てたことで、シーナリーハウスの家づくりが徐々に世界に発信され、外国人の方からの問い合わせも増え、その間に、星野リゾートの「界・別府」が誕生し、「界・由布院」が誕生。
↑こじつけかも知れません(というか、完全にこじつけですね(笑))が、何か大きなものが動いているのかも知れません。私の知らないところで何かが・・・常にプラス思考の私は、そう勝手に思うことにします(笑)
シーナリーハウスの家づくりをはじめてから、自分で直に体験することが本当に必要なことだと思い、湯布院の御三家と言われる高級旅館には勉強のために宿泊させていただきました。し、星野リゾートのことを知るために「界・別府」も経験させていただいております。
当然、将来のまだまだ全く未定の夢の旅館業のためにではなく、今の、工務店業のためにです。
日常ではない旅館に宿泊して過ごすという時間を、如何に日常に持ち込むことが可能か!?
とか、
心地よいと感じる場所、空間、部屋での過ごし方は、決して非日常である必要はなく、これを日常に持ち込めたらどんなに素晴らしいことであるか!?
そんなことを、考えております。
日常(自分の家での過ごし方)はあきらめて、たまの非日常(高級旅館での過ごし方)で満たす。
日常 < 非日常 の図式ですね。
ついつい、そう考えて、自分へのご褒美で高級旅館に泊まりにいく。
それが一般的なのかも知れませんし、そのような需要が高いので、高級旅館さんは常に予約でいっぱいなのかも知れません(当然に、そこでの食事や温泉が重要な要素ではありますが・・・)。
ただ、この一般論って覆すこと出来ると思います。
日常(自分の家での過ごし方)はあきらめずに、日常(自分の家での過ごし方)で満たす。
日常 ≦ 日常 の図式です。
これを実現できれば、一番良くないですか?
だって、日常が一番多くの時間となりますから・・・
「ふだんを、いちばんの幸福に」という言葉をキャッチフレーズにしているのが、日本一の工務店と名高い、鹿児島のシンケンさん。
本当、そうですよね。
やっぱ、シンケンさん、すごいです。
けど、シンケンさんの言う、これとは一味違った意味合いのところをシーナリーハウスとしては狙っています。
「ふだんを、いちばんの幸福に」
では、
今日は、これで
失礼させていただきます。
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