～木の家のお手入れ～

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

今日のテーマは、

「木の家のお手入れ」についてです。

シーナリーハウスの家づくりでは
基本的に
無垢の木ばかりを使用しています。

無垢の木の家づくりだと
お手入れが大変では！？

そういうご質問をよく受けます。

お手入れが大変かどうか！？

大変かどうかと考える前に
手入れがご自身で出来ることを
それを楽しんでください。

自分で手入れをしていくことで
確実に愛着が湧いてきます。

床、窓枠はもちろんのこと
木のカウンター、造作建具などを
ミツロウやオスモなどのオイルを使い、
塗ったり、磨いたり、と手を掛けることで

木の色がいい感じに
濃くなってきたり・・・
艶が出てきたり・・・

これを経年変化と言いますが
美しくなってきているとも言えるので
私たちは経年美化と言っております。

10年後も
20年後も
30年後も使い続けていくことで
段々と味が出て美しくなります。

そして重厚感が出てきます。

本物の素材は時が経つと重厚感が増してきます。
歴史ある建造物がそれなりの雰囲気に見えるのも
そういうことです。

逆に、
ツルツルピカピカの素材のものは
どんどん劣化していきます。
時間が経つほどにチープなものに見えてきます。
時間の変化に耐えられなくなります。

本物は価値があります。
それは時間の変化に耐えられるからです。

人の顔が人生の歴史を刻むと
味わいある良い顔になるように、

木の家も時間の変化と供に
いい感じになっていきます。

何十年後かの価値は
今の自分には全く想像つかないと思いますのが
多くの歴史ある木造建築が証明しておりますので
そこは大丈夫ですよね。

くれぐれも
お手入れが大変かどうかだけで
判断基準を間違えないでください。

本当に
意外とお手入れが簡単なんですよ。
木の家。