～損得勘定の限界～

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

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今年最後の完成見学会のお知らせです。
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12/11(土)～19(日)の間、
大分市緑が丘にて「集いの家」
完成見学会を開催させて頂きます。

↓↓↓是非、ご予約ください↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/OYENr3ZJKB9mCn
※今回ご見学いただく建物写真アップしております。

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今日のテーマは
ちょっと深いかも!?(笑)

「損得勘定の限界」についてです。

TVやネットなどでたまに出てくる話題。

「家を買うのと一生賃貸とどっちがお得!?」
とか
「一戸建てとマンションってどっちを購入するのがお得!?」
とかの話題。

こういう比較の話って、みんな好きですよね。

家づくりに直接関係するテーマでも

「絶対に失敗しない家づくりの方法」
とか
「○○万円得する家づくりのお金の話」
とか

このような感じのもの多いですよね。

自分も聞きゃなきゃ、損する！って
不安を煽って興味を持つように仕向ける、
人間の心理を上手くついたやり方です。

すぐに得する話もあったり、
知っておくと将来的に得である話もあったり
実際に聞いてみると良い話もあります。

そこまでは良いのですが・・・

目先の損得勘定のことだけを
考えてしまう習慣がついてしまい、

大きな価値を見失うことになる
可能性も否定できません。

誰もが損をしたくないと思っています。
特にお金のことに関しては。

お金を損得することは目に見えて分かり易いので
人は過剰に反応してしまいます。

だから、
「今月末までのご契約なら○○万円値下げしますよ」的な
ハウスメーカーの営業マンのささやきに反応してしまう。

ハウスメーカーの人に聞いたら
その悪魔のささやきに反応するお客さん、
今でもとても多いらしいです。

効果あるから
この古典的な手法が今でも使われているんでしょうね。

得したい、
というか逆に決断しなかったことで
損したくないってことなんでしょうか。

とにかく損はしたくない。
これが人間の心理なのでしょうね。

冷静に考えると
「今だけ、値下げって、どういうこと？」
「今月決算期でもないのに、今月だと値下げで
来月に決断したら値段下がらないっておかしいよね」
とか
おかしなことに気づきます。

目先の損得勘定で何千万もの大きな決断をし、
それで良かったと言えるのなら
何も問題はないですが、

もし仮に数年後、あの時の決断を
後悔することになってしまっては
元も紘もありません。

衝動的に損したくないという思いが
結局は大きな損を生んでしまう。

いろいろなシミュレーションで
これが得だとか損だとか予想しても

多少の損得では計り知れないような価値が
ある場合はどうしますか？

みなさんには、
是非ともその計り知れない価値を
見出して欲しいと思います。

それが見い出せなかった時は
単純に損得勘定で決めれば良いと思います。

「家を買うのと一生賃貸とどっちがお得!?」

「一戸建てとマンションってどっちを購入するのがお得!?」

本当にくだらない質問ですよね。

比べるベースとなる価値観が異なるので
単純に比べられないですよ。

賃貸が目先のお金的に得であっても
家でしか出来ないこと、得られないことがある。

マンションでは決して楽しめない、
一戸建てでの生活のスタイルがある。

逆に
マンションでしか得られない素晴らしい眺望がある。
かも知れません。

住まいに、暮らし方に何を求めるのか!?

この思いや価値観で全く変わってきます。

とにかく、
目先の損得勘定に騙されないように
しっかりと自分の価値観に忠実に
多くの判断をしてください。

では、
今日はこれで失礼します。