～完璧を求めない！～

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

今日は、雨が降ったり、昼から晴れたりとしっぽりとした一日でしたね。

けど、湿度は高い！

家の中の素材を考えさせる季節、真っ只中ですね。

さて、
今日のテーマは、私だから言える内容として「完璧を求めない！」についてです。

先日、私が最初に就職した建築設計事務所（日本建築史の教科書に必ず出てくる、武道館や京都タワーなどを設計した山田守という建築家が創設者の山田守建築事務所というところ、ちょい自慢です(笑)）時代の同期と話す機会がありました。

私は、この事務所での実務が自分にあまりに合わなかったので1年半ぐらいで辞めて、その後、建築設計とは全く畑違いの世界に身を投じ、大きなキャリアチェンジをしたのですが、彼は、3年間、事務所に勤めた結果、そんなに建築設計が好きではなかったのと、どうしても少しでも待遇の良いところへの転職を試み、高級マンション系では最大手の三菱地所系のアフターメンテナンス業務をする会社に勤めています。

彼曰く、アフターメンテナンス業務と言っても、基本、マンションを引き渡す時とか、住み始めてからのクレーム処理が主な仕事でクレーム処理業務がメインということで、クレーム処理業務と言うと、いくら待遇が良くても人材が全く集まらないので、アフターメンテナンス業務と会社は言っているようでした。

その彼は、家族のために、自分の収入のために、割り切って仕事をしていると言っていましたが、話していて愚痴しか出ませんでした(笑)。私との会話を楽しむために、サービス精神でオモシロおかしく、話を脚色しているところも多少はあるかも知れませんが、聞いていて、オモシロかったのと、勉強になることもありました。

ほぼ億越えのとかの超高級マンションを取り扱うことが多いということで、当然、それを購入するお客さまは、それなりに社会で成功された人とか資産家とか。いろんな人がいるようです。

クレーム処理係なので、お客さまから褒められることはほぼなく、「どうにかしてくれ」とか気に入らないことに耳を傾けるのが仕事。

これまでで、一番すごかったクレームは何？と聞くと・・・・

部屋の引き渡し前に、マンションにある傷、どんな細かいところも見逃さずに、付箋が張ってあって、その箇所が1,000を超えていたという話・・・

恐ろしい・・・(笑)

いくら高級マンションでも自然素材、無垢材はほぼ使用しませんので、シーナリーハウスのような素材の家づくりは絶対におススメできませんね。

恐ろしすぎます・・・

自然素材の家には、住まわれる方に、それなりの素材に対するメリットとデメリット、特にデメリットへのご理解が必須になります。