こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
今日のテーマは、昨日の続きです。
「地震に備える~続き~」です。
昨日も言いましたが、南海トラフ地震が起こる可能性は今後40年以内に確率90%です。
確率90%ということは、これはもう、必ず起こるレベル。大分でも被害は受けると思います。
下手すると、「死」のリスクもあり得ます。
火山学、地球科学の第一人者、京都大学名誉教授の鎌田浩毅(かまた・ひろき)さんによると、地震が起きることは自然のなせることなので防ぎようがないし、被害が出ることは仕方がないが、備えさえあれば「死」のリスクを8割減らせる、と言います。
鎌田先生によると、その備えとは「不意打ちなことに備えるようにすること」らしいです。
寝室で寝ている時、リビングやダイニングで過ごしている時、家具などが倒れてきて、その下敷きになって圧迫死することを備えで防ぐ。
兵庫県の調査によると、阪神・淡路大震災での県内の死者5483人のうち、72%の死因が「窒息・圧死」だったということです。
通常は、家具が倒壊しないように固定するということになるのでしょうが、そもそも、倒壊するような家具を置かないという選択肢もあると思います。
家具自体を置かないで済むように収納をしっかりと建物につくる。
家具、そのものを倒壊しないようにする→倒壊しない家具→家具を建物に造りつける→それは造作家具、ということになります。
建物と一体の造作家具を得意としているシーナリーハウスとしましては、これは強みですよね。
モデルハウス「シーナリーの家」をご覧になっている方はお分かりだと思いますが、本棚とか収納棚とか全部、造り付けておりますので、倒れてくるような家具はそこには一切ありません。
本棚とか棚の中の本や物が落ちてくることは、これは否めないですが、その程度では、「死」の危険はありません。
建物と素材とかの統一感で美しい室内になるので造作家具をおススメしておりますが、建物と一体であることで地震対策にもなるのであります。
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