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株式会社おおいた家づくりコンシェルジュ

~スーパーマン!?~

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

今日も冬晴れ、空気の乾燥が酷いです・・・

今日のメルマガは、ある方のメルマガをそのまま転用させてください。

とてもいい内容だったので・・・

先日、社員旅行で大分、シーナリーハウスにも来られた、今や日本を代表する地域工務店になっている、新潟県のオーガニックスタジオ新潟の相模社長のメルマガです。

相模社長、全国の優良工務店のご意見番でより一層の工務店のレベルアップに貢献されております。

一応、相模さんとの写真
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/o59kS3VmnwBFqU

40歳でゼロから工務店スタートされた相模さん、私も47歳でゼロから工務店スタートなので、

基本、考え方や思いは一緒で、共感するところ多く、話しは時間が足りないぐらい盛り上がります・・・
↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/g5i29uhzvyJwCi

と言っても、

先輩工務店経営者としては学ぶことだらけで、工務店経営者の中では一番ベンチマーキングさせていただいております。

ということで、

今回、ご紹介する相模さんのメルマガのテーマは、

【オガスタ通信】工務店はスーパーマンじゃないと務まらない

テーマだけで面白いことが想像できますが、

以下に全文をそのままアップします!

↓↓↓

【オガスタ通信】工務店はスーパーマンじゃないと務まらない

こんばんは。
オーガニックスタジオ新潟の相模です。

***************************

ある断熱関係の社長さんの
Xでの投稿を転載します。

「工務店というのは総合芸術です。
今の工務店に求められていること。

建築そのものの高度な技術
不動産への高度な知識
登記などの法律への知識
住宅ローンなどの金融知識

エリアマーケティング
インスタ、YOUTBEなどの
SNSマーケティング

外観・内観などのデザインへの知識

エアコン1台ので空調計画
補助金が出たらそれへの対応

毎日ブログ書いて、Instagram投稿して、
たまにYOUTBE撮影して、

現場管理して、
キャッシュフローもみながら、
お客様の住宅ローンのサポートしながら、
長期優良住宅の申請もやって、
職人と飲みに行ってと、

スーパーマンやん。(^_^;

しかもデザインがダメなら
売れないという苦しさ。
一人社長の会社は本当に厳しいよな。」

ほんとにその通りですよ。
昔はもっと簡単に住宅を建てることが
できていたと思う。

逆に言えば、結構いい加減にアバウトに。

住宅建築に、だんだんと要求される
安全性能が高まってきて、
地盤や断熱、耐震性など、
安全・財産に関わるところの
水準が比べ物にならないほど良くなって、

お客様目線で言えば、
確実に良い家にはなってきている。

当然、それに伴ってコストアップもしてきたし、
水準を満たしているかどうかの
証明するための申請と、
それにまつわる作業量も膨大してきた。

来年の2025年は、断熱性能の義務化と
4号特例の縮小で、

断熱と耐震の性能を
証明しなければならない作業が
どかんと加わってくる。

家づくりそのものよりも、
作る手前の計画段階で
膨大な事務作業が生じている。

従来だったら、家族経営の工務店でも
充分家が作れていたけれど、
ある程度の組織でないと
対応できなくなってきている。

それに、実際のお客様からの
引き合いがないことには、
受注契約につながる事は無い。

黙って家を作っているだけでは、
消費者からの反応は無い。

従来は、新聞折り込みチラシを入れたり、
雑誌広告などで反応を得ていたのが、

消費者は、インターネット情報、SNSで
自ら、家づくりと業者を研究している。

ネット上で情報発信していない作り手は
いないに等しく、
嫌がおう無しに情報を
発信し続けなければならない。

ほんとに何から何まで、
従来に比べれば、
やることが膨大になってしまって、
全てに対して目配りがされていて、
一定水準まで活動していないと、
会社は潰れてしまいます。

今回のメルマガ私のぼやきではなく、
我々は15年以上頑張って、
そのような現実に対応するように
進化し続けてきたので、
比較的うまくやれてるかなと思ってます。

しかしながら、
近頃様々な全国の工務店。
特に事業規模の小さいところを
観察するケースが多くて、
特に人数が少ないところは
ほんとに大変だろうなぁと、
思った次第であります。

なので、オガスタを創業した2009年であれば
なんとか私が対応できましたが、

この2024年12月に40歳の相模が
工務店立ち上げられるかというと
ハードルが高くなりすぎて
ちょっとギブアップだなと。

なので、近頃は、
ちょっと頭の良さそうな若い人材は、
工務店創業よりも、
遅れている工務店をサポートする
コンサル業へと
シフトしているんじゃないかな。

ではまた

・・・・・・・・・

以上です。

そうなんです・・・

この相模さんのメルマガ、うちのスタッフ全員、新人くんにも読んでもらっていますが、

今回のメルマガは、再度、熟読して、自分たちなりにも考えてください!

としている内容です。

特に相模さんの言っている最後の文章、

・・・・・・

この2024年12月に40歳の相模が
工務店立ち上げられるかというと
ハードルが高くなりすぎて
ちょっとギブアップだなと。

なので、近頃は、
ちょっと頭の良さそうな若い人材は、
工務店創業よりも、
遅れている工務店をサポートする
コンサル業へと
シフトしているんじゃないかな。

・・・・・・・

真逆のコンサル業から実業(工務店の起業)をしている私からすると、

ここの話、非常に理解できるところです。

が、

真逆のキャリアを踏んでいる、私だからこそ、言えることがあります。

それは、

コンサルよりも実業の方がとんでもなく面白い!し、やりがいがあります!

あくまで他人のふんどしのコンサルでは得られない達成感があります。

その裏に、とんでもないリスクもあって、いまだに寝れない日もあったりするのですが(笑)、

それはそれとして、仕事としての価値が違うと思っています。

私もベースはコンサル的人材なので、コンサルの価値も十二分に理解していますが、

やはり、世の中、実業をしている人が一番輝かないとつまらないと思っています。

ですから、

ちょっと頭の良さそうな若い人材こそ、コンサル業をさせるのではなく、工務店の実業に入ってこさせないといけないと思います。

それは、工務店経営者の責任だと思いますので、

私の考える魅力的な工務店業のあり方についての追求と実現、

シーナリーハウスの第二創業期で一番チャレンジしたい領域でもあります。

そうしないと、工務店業界、地域の家づくり業界自体が将来、消滅してしまいます・・・

私は職人ではありません、優秀な設計士、建築家でもありません、

ですから、後世の人材に技を伝えること、教えることは出来ません。

けど、

もともとコンサルだった人間だからこそ、出来ることがあります。

マクロ的には工務店業は斜陽産業と言われています。

家づくり業界は成長産業ではないと・・・

コンサル的視点だとそうなるんでしょうが、私のように実業真っ只中で仕事をしている人間からすると、

無茶苦茶、成長産業です。

考え方次第だし、やり方次第だし、頭の使い方次第だと思います。

私が思う成長産業だからこそ、

これまでの工務店業界らしい人材とは一味違った人材の育成が急務です。

コンサル業界から実業の世界に来た私だからこそ、見えている世界があります。

これ、本当に見えているんですよね~

コンサル視点があるので。

現時点、私にだけ見えているだけなので、その実効性、実現性、再現性が問われます。

シーナリーハウス「持続可能性100%」計画からすると、

一番大事なのは再現性です。

創業した私がいる間は問題ないのは当たり前なんですが、20年後、30年後、私がいなくなっても再現できる人材がいないと意味がない。

↑のある社長さんのXでの投稿にあるような、一人のスーパーマンだけで何とかなっているのでは「持続可能性100%」にはなりませんよね。

オーガニックスタジオ新潟さんがすごいのは、優秀な経営者の相模さんがすごいのはそれはそうなんですが、

会社として、組織として、相模さんのDNAがスタッフたちに伝わっていて再現性が可能になっているところです。

ですから、

相模さんには、

「西村さんところの次の課題は組織化だよね」

といみじくもアドバイスされたわけです・・・

「分かっていますよ。中途採用で組織化しようと思ったけど難しく、だから思い切って新卒をゼロから育てることにしました。素地が優秀な新卒を徹底的に育てます!」

新卒をオガスタさんとの懇親会に連れて行ったわけです。

シーナリーハウスの持続可能性100%を口先だけでなく本当に真剣に考えているからこその試み、

オガスタさんでさえもそうであったようにある程度の時間がかかります。

けどスタートしないことには再現性の実現はあり得ません。

この週末にもその一環の社内勉強会を行います。

先ずは一歩一歩から・・・

長くなりました。

今日は、これで失礼させていただきます。

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