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高断熱・高気密のお家ってどうくらすのん?暖房期編

こんにちは。こんばんわ。
高橋工務店の高橋真悟です。

ついこの前まで寒かったのに
一気に暑くなってきましたね。
九州ではもう梅雨入りしました。

さて今週は高断熱高気密住宅の
季節ごとの過ごし方について
お話ししたいと思います。

先ず今回お話ししたい高断熱・
高気密住宅の定義を決めておきます。

6地域の関西(特に京都市)

Ua値0.3前後
C値0.5以下
Q1住宅レベル2以上

にさせて頂きます。

※断熱等級6としなかったのは
6等級の上と下では全く性能が違うので、
Ua値としました。
※この過ごし方はあくまで私が
過ごしやすい温湿度でお話ししているので、
個人によって快適温度が違いますので、
その際は快適空間の微調整を
ご家族ごとで行ってください。

本日は暖房期
12月~3月頃の過ごし方について
お話ししたいと思います。

年間を通じて暖房を使用する日数が
減少していると感じています。

昨年は、10月頃までエアコンの冷房を
24時間運転で使用し、11月にも
数回冷房運転を行いました。

これは、外気温度が上昇していることが
背景にあるからだと考えています。

ここ8年間、高断熱・高気密住宅に
住んできた経験から、毎年暖房を
入れ始める時期は大体12月中旬だと
実感しています。

夏場は冷房運転で室内の温度上昇や
余分な付加熱を防ぐ努力を
してきましたが、冬場は単に窓を
遮蔽するだけでは十分ではなく、
日射のうまい取り入れが不可欠です。

住宅の設計段階で南側から効果的に
日射を取り入れるための工夫が
求められ、窓の配置や大きさを
最適化しないと、十分な日射が
得られず、室内は寒いままになって
しまいます。

昼間に太陽の熱を確保し、夕方になると
カーテンやブラインドでその熱を
逃さない工夫をすることで、エアコンの
暖房運転を大幅に削減することが
できます。

なお、エアコンの暖房運転は、冷房に
比べて約3倍の電気代がかかると
言われているため、設計段階から
エネルギー効率を意識することが
重要です。

私自身の実践例として、寒くなり
始めた頃に暖房を入れ始め、
オール電化の契約を活かして夜間の
安い電力を利用する工夫をしています。

夜中の11時頃から4時間だけ暖房運転を
行い、朝になると南側や東側のカーテン
およびブラインドを開けて日射を
取り込んだ後、夕方には日没前に再び
ブラインドを閉めて室内の熱が逃げない
ようにしています。

さらに、夕方の料理やお風呂を沸かす際に
発生する温かい湯が室内を温め、
就寝前の夜11時から約4時間の暖房運転を
2月後半から3月前半までの期間継続する
というサイクルを実行しています。

その結果、月々の暖房費は約8,000円程度
に抑えられ、暖房をかける期間が12月から
3月の約3ヶ月程度と限定されるため、
一般家庭と比較して年間の光熱費は
非常に経済的と言えます。

このような暖房運転を実践することで、
春のように温かく、ポカポカと快適な
住環境を維持することができるのです。

今日はここまで。
それでは素敵なお家造りを
していきましょう。(^O^)

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