こんにちは。こんばんわ。
高橋工務店の高橋真悟です。
ついこの前まで寒かったのに
一気に暑くなってきましたね。
九州ではもう梅雨入りしました。
さて今週は高断熱高気密住宅の
季節ごとの過ごし方について
お話ししたいと思います。
先ず今回お話ししたい高断熱・
高気密住宅の定義を決めておきます。
6地域の関西(特に京都市)
Ua値0.3前後
C値0.5以下
Q1住宅レベル2以上
にさせて頂きます。
※断熱等級6としなかったのは
6等級の上と下では全く性能が違うので、
Ua値としました。
※この過ごし方はあくまで私が
過ごしやすい温湿度でお話ししているので、
個人によって快適温度が違いますので、
その際は快適空間の微調整を
ご家族ごとで行ってください。
本日は冷房期
6月~10月頃の過ごし方について
お話ししたいと思います。
夏場に快適な住環境を実現するために、
私の自宅では室内温度を24度に保つよう
エアコンを運用しています。
6月から10月にかけては24時間連続運転を
行います。
エアコンシーズン開始前には試運転を
実施することで、万が一の故障を事前に
発見し、トラブルを防いでいます。
エアコンを連続運転すると電気代が
高くなるという懸念がありますが、
インバーター機能によって設定温度に
達すると送風運転に切り替わるため、
無駄な電力消費は抑えられます。
また、高断熱住宅では、外気温の影響を
受けにくく、一度冷えた室内の温度が
長時間維持されるため、省エネ効果が
高まります。
外部からの熱の侵入を防ぐ工夫として、
窓に直射日光が当たらないよう、
ブラインドやカーテン、庇を利用した
遮光対策が有効です。
これは魔法瓶の仕組みに似ており、
断熱性の高い容器が外部の熱を遮断
することで、内部の温度を保つのと同様に、
室内の快適さを維持することができます。
エアコンのオンオフを頻繁に行うと、
再起動時にフル稼働し、エネルギー消費が
増加してしまいます。
そのため、夏場は24時間自動運転で室内の
温度を一定に保つのが理想です。
この運用により、最も暑い時期でも電気代は
月5,000円程度に抑えられ、経済的な
住環境を維持できます。
断熱性能の評価指標として、
Ua値(外皮平均熱貫流率)が重要に
なります。
「断熱等級6」という表現もありますが、
Ua値の具体的な数値によって断熱性能は
大きく異なります。
例えば、同じ断熱等級6でもUa値0.46と
Ua値0.26では断熱性能の差は顕著であり、
快適性や省エネ性にも影響します。
私としては、現在の価格や、気温の事を
考慮して、Ua値0.3前後の住宅が
理想的だと考えており、住宅選びの際には
断熱等級だけでなく、実際のUa値を十分に
比較検討することが重要です。
このように、エアコンの適切な運用と
断熱性能の向上を組み合わせることで、
夏場でも快適かつエネルギー効率の良い
住まい環境を実現することができます。
今日はここまで。
それでは素敵なお家造りを
していきましょう。(^O^)
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