イシハラスタイルの石原智葉 です
先週末に日本を出国ベトナム、ハノイへ行きヨーロッパの雰囲気も入りつつの混沌とした町並みは人々の暮らしの歴史と建築の歴史の変遷を垣間見たような気がしました。
間口が1間(畳の長手の幅)から1.5間(その1.5倍ぐらい)の狭い幅で、奥行きが15m~20mぐらいのウナギの寝床のような建物で、高さは6階以上あるようなものも一杯ありました。
でも4階ぐらいから上は、後から建物を載せたような風な建築物も見えましたので、日本のように地震の頻発するところだと危険しかない(>_<)
街を散策していても、そういったところも気になりますが、ヨーロッパの影響をうけた外観のデザインは可愛らしく古くから使われている素焼きの赤い瓦なども似合っていました。なんだか親近感のわく不思議な町でした。
その中でも、ヘリテージハウスという19世紀末に建てられた伝統的な住宅を見学。
木構造で京都の長屋のような奥に細長い住宅で、真ん中あたりに二か所吹抜て外部テラス、光庭のようになっていました。安藤忠雄さんの住吉の長屋を思いだすような邸宅で、室内の奥深くへ光が届いて工夫が凝らされていると感じます。
https://ist-a.jp/l/m/4x85QFR4q6ZKEk
一番奥の台所では屋根の雨水を貯めるために樋から取水する仕組みも作られていました。
ところで、さきほど「準防火地域」で外壁に板材は使えないのでしょうかとお問い合わせいただきました
基本的には不燃材を使う必要がありますが「防火構造認定」というものがあり、簡単にいうと使用する材料の組み合わせでメーカーが試験をして安全であると認定を受けた使い方をすれば使用可能ということです。
弊社でも、準防火地域で板張りの外壁を使用した住宅を建築しております。認定によっては外壁だけではなく、室内側も板張の仕上げではなくプラスターボードを使用し塗壁やクロス貼りをする必要がある場合がありますので、それにより費用が少し高くなる場合もあるかもしれません。
開口部は防火戸にしなくてはいけないので、雨戸シャッターを付ける必要があったり、準防火地域に対応できるガラスを使用する必要があったり、窓の大きさに制限が出たりする恐れはあります。
ただ、地域性があることも確かで、確認審査機関によって判断が変わることがありますので、詳しくは設計者へお問い合わせくださいね。
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