間取りとプラン

こんにちは仲田です。

事務所にご相談の電話。
フルリノベではなくて
部分的な断熱リフォームの
相談でした。

寒いし、収納ないし、など
不快な環境のお悩み。

その他状況を伺ったんですが、
う～ん・・なかなか難しい　(;^_^A

部分リフォームは
いろんな制約の中で行うので
どうしても限界がある。

それを踏まえつつ、
どうするのがベストか？

対処療法的な提案になるので
効果のほどがわからない面がある。

やってみないとわからない工事を
そもそもやるべきなのだろうか？

というジレンマに陥るのです・・・

ちなみに話を聞くと
どのリノベ会社のHP見ても
温熱のことは何も書いてなく
そんな中うちのHPを見て
ここなら！っていうことでした。

そうやって頼られると弱い・・(;^_^A

まあ、まずは現状を見て
相談しましょう、となりました。

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間取りとプラン
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前回のメルマガの最後で伝えた
うまいプランについて。

まずちょっと言葉の定義。
私がここでいうプランというのは
間取りとイコールではないです。

同じ意味で使っている方もいますけど。

これの違いは戸建ての事例で説明すると
分かりやすいかも。

間取りというのはそのままの意味。
いわゆる平面図のことです。

プランというのは
その間取りのもっと前。

そもそもオーナーさんが
何を望んでいるのか？
どんな条件（制約）があるのか？

それを踏まえたうえで
どんな暮らしを目指すのか？

そのうえで敷地条件、状況から
敷地の良さをどう生かすか？

どういう規模（面積）が適切か？

予算と性能をどう整えるのか？

アプローチの仕方、家と庭を
どう関係づけるか？

将来的なメンテナンスや
家族構成の変化には
どう備えるのか？

・・などといった
前提となるものや
よりどころとするものを整理し、
どんな方向性とするのか

住まいに関わる多くの項目を
長い時間軸で評価し、
適切に設定する。

それらを取りまとめることが
「プラン」だと、
私自身は考えてます。

そこを整理せずに
ただ間取りだけを考えると
いい家にはなりません。