短パン半そでの楽しい暮らしを実現するぜ!
【たぶん日刊】
いつもありがとうございます、夏見です。
本日もメルマガご愛読ありがとうございます!
今日は住まいの話でも
暮らしの話でもありません
お休みにちょっと気になる思い話を
それは「日本の学校教育は、
あまり競争させないのに、
社会に出た瞬間“競争に勝て”と言われる」
というギャップです。
学校では、
極端な順位づけは避ける
テストの点数を人前で言わない
行事も「みんなで仲良く」
とにかく「誰かが傷つく激しい競争」は、
できるだけ減らす方向に動いていますよね。
それ自体は、もちろん大事な面もあります。
いじめや過度なプレッシャーを
減らす意図も分かりますし、
「勝ち負けだけが価値じゃない」
というメッセージも必要です。
ただ、一方で現実の社会はどうでしょうか。
就活では、
同じ業界・同じ企業を目指す学生同士が、
限られた枠を取り合う。
会社に入れば、
評価・昇進・ポジション・予算
プロジェクトの主導権、
見えにくいかたちも含めて
常に“競争”があります。
フリーランスや起業の道を選べば、
「他者とどう差別化して選ばれるか」が
生存条件になります。
つまり、
学校では“競争を避ける”訓練を受け、
社会では“競争に勝ち抜く”
ことを求められますね。
このギャップこそが、
多くの若者を精神的に
追い込んでいるのではないか?
と感じるのです。
ここで大事なのは、
「競争させるべきか、させないべきか」
という単純な二択ではなくて、
そもそも私たちは
実際の競争との付き合い方
学ぶ機会をほとんど
与えられていないのでは?
という考えなのです。
勝つことだけが全てではないけれど、
勝ちを目指して努力する
プロセスの意味を教わっていない
負けたときに、自尊心を保ちながら
立ち直る方法を学んでいない
比較される場面で、
自分の軸や価値観を
どう守るかを練習していない
社会に出て突然こう言われます
「今日からは“自己責任”の世界です」
「選ばれる人材になってください」
「成果主義です。以上。」
でも、それに必要な
「メンタルの筋トレ」も
「スキルの土台」も
まともに教わらずに
スタートラインに立たされる。
これって、
若者にとってかなり酷な
ルール設定ではないでしょうか。
本来、学校でやるべきだったのは、
競争そのものを消すことではなくて、
勝ち負けを通じて、感情の扱い方を学ぶ
フェアなルールとは何かを考える
協調と競争をどう両立させるか試行錯誤する
「勝てなかった自分」の価値を再構築する
こういった感情も含めた
競争リテラシーの育成だったのかも
しれません
現実にはそれが抜け落ちたまま、
ちょっとした失敗で「自分はダメだ」と
極端に落ち込む
比較に耐え切れず、
自己否定が止まらない
競争を前にすると
体が固まる・動けなくなる
勝つことだけに過剰に執着してしまう
こうした反応が
増えているのではないか、と。
あなた自身は、いつ
「競争との付き合い方」を学びましたか?
負けたとき、どうやって自分を
立て直すか、誰かから教わりましたか?
「勝てなくても、自分にはこれがある」
と言える軸を、育ててこられましたか?
これからの時代、
グローバル化やテクノロジーの進化で、
競争はむしろ“見えづらく・激しく”
なっていきます。
だからこそ、
「競争をゼロにしましょう」ではなく、
どうすれば、心を壊さずに競争と
付き合えるのか?
どうすれば、
他人と比べられる場にいながら
自分の価値を見失わずにいられるのか?
この問いを、社会全体で
真面目に考え直すタイミングに
来ているのかもしれません。
もしかして若者たちは
そんな悩みを抱えているのかも
しれません。
我々がもう少し考えるべき
タイミングなのかもしれませんね。
では!また明日!
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