こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
ようやく先ほど、
広島市から、はぐくみの家の
長期優良住宅の認定が下りました。
同じくはぐくみの家と津之郷の家の
BELS（エネルギー評価書）も降りたので、
残すは阿賀の家と花山の家のBELSで
2021年の申請業務がすべて終わることになります。
今年はプレゼントデザイン設計の
6件の長期優良住宅とBELS、
工務店サポートで
2件の長期優良住宅の申請をしました。
年間で8件というのは
ハウスメーカーに比べると
とても小さな数字ですが、
工務店、設計事務所レベルでは
多い方ではないかと思います。
長期優良住宅をやりたがらない
工務店がよく言うのは
「長期優良住宅にすると着工が遅れる」
ということを
お客様に言っているようです。
これは間違いではありませんが、
正しくもありません。
長期優良住宅や認定低炭素住宅の流れは
１．技術審査→民間審査機関→技術審査合格書発行
２．技術審査審査合格書添付の上→行政に認定申請→認定許可
と大きく二つの申請があります。
たまに工務店が勘違いしているのは
２の行政の認定が下りないと
着工できないと思っていますが、
現実は行政に認定申請した
翌日から着工可能です。
特に広島市はこの認定申請に
時間がかかることで、
実務者では有名です。
実際、はぐくみの家は
10月28日に広島市に申請しましたが、
認定が下りたのは今日12月10日です。
この認定を待っていたら、
1か月以上、着工が遅れたことになります。
でも実際はクリスマスの上棟に向けて
現在基礎工事も終わり、
作業が進んでいます。
ただし、初めて長期優良住宅の申請を
行う会社は実際に時間がかかることもあります。
一般的に確認申請は
2週間から3週間でおりますが、
はじめて長期を行う会社は
1か月から2か月かかることもざらです。
私は独立当初から長期優良住宅を申請していますので、
延べ9年、30棟くらいの経験があります。
現在の長期優良住宅の技術審査期間は
確認と同じく、2週間から3週間なので、
遅延なく、着工することができます。
ちなみにプレゼントデザインで初めて
長期優良住宅認定を取ったのは
本浦の家です
上記の事例に上げていますが、
掘り込み車庫で、その上に2階建ての木造住宅だったので、
3か月近くかかりました。。。
解体があったので、
遅延はなかったですが、
ほろ苦い経験です。苦笑
それでは、また次回。
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