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株式会社プレゼントデザイン

適正な断熱材の厚みとは?

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

今日は江田島ゲストハウスの
電気打合せに行ってきました。

打合せといっても、
私が決めるだけなので、
職人さんと話をして、
1時間もかからず終了。

お客様によっては、
2時間かかる場合もあります。笑

現地の様子は以下。

大工さんが窓を設置しており、
屋根がらみの部分の断熱材の施工などをしていました。

今回、断熱材は以前もご紹介しましたが、
シュタイコという断熱材を採用しているのですが、
ボード状のものが、厚み60mmしかない。。。

先に謝ります。
ここからは理数が苦手な人は読み飛ばしてください。

プレゼントデザインでは、
高性能グラスウールの性能の場合、
屋根(天井)を300mm
壁を200mm程度入れることを
基本的に考えています。

ちなみに高性能グラスウール16kの
熱伝導率は0.038w/mK
※熱の通しやすさなので、小さいほど性能がよい。

シュタイコは0.044W/mk
つまり、13%ほど性能値が低い。

今回は屋根はシュタイコ310mm
壁はシンプルな考えでいけば、
充填105mm+ボード状のシュタイコ既製品寸法60mm=175mm
となるのですが、
先に書いたとおり、13%性能が落ちるのに、
厚みまで薄くなると、予定の性能に届かない。。。
ということで、間にネオマ40mm入れました。

ネオマは高性能グラスウールの倍の性能があるので、
175/1.13+40×2=234mm(高性能グラスウール換算)
となります。
今思えば、ネオマ30mmでもよかったかなと思いますが、、、
もう、時すでに遅し。笑

注意点として。
シュタイコは高性能グラスウールより、
熱伝導率は劣りますが、
比熱容量が倍の性能があります。

熱は通りやすいが、断熱材そのものに蓄熱するので、
熱が逃げるのに時間がかかります。

どういう空間になるのか、
お楽しみにしてください。

それでは、また次回。

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