こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
今日も暖かいですね。
午前中は、散歩がてら
建築士事務所の義務である年次報告を提出してきました。
年に一回、
「どんな仕事を、誰が担当したのか」を報告する制度です。
最近は、建築士の資格制度もずいぶん厳格になりました。
建築士を受験するにも、
大学での履修や実務経験が必要ですし、
事務所を開設するには管理建築士講習を受けなければなりません。
しかも、その講習を受けるためには
「3年間、建築士として仕事をしている証明」が必要です。
ひと昔前は、
上司のハンコがあれば通った時代もあったそうですが、
今は年次報告に名前が載っているかまでチェックされるそうです。
当然といえば当然ですね。
建築士の資格がない人が設計をしたり、
経験の乏しい人が簡単に事務所を開ける社会は、
やはり健全とは言えません。
建築は医療ほど直接的ではないかもしれませんが、
社会インフラであり、
災害時には命にも関わります。
だからこそ、
知識・経験・倫理観を持つ人が関わる必要がある。
これは当たり前の話です。
私は社会人2年目で、
運よく一級建築士を取得しました。
そこから27年。
(途中1年、ニュージーランドでスノーボードをしていましたが。笑)
気づけば、
四半世紀以上、実務を続けています。
一級建築士1年目と、20年目では
持っている引き出しの数がまったく違います。
図面の線一本の裏側にある判断の重みも、
やはり違います。
年齢が偉いとは思いません。
ただ、
経験が蓄積する仕事であることは間違いありません。
住宅業界は、少しグレーな部分があります。
公共工事は資格がなければ入札できませんが、
住宅は必ずしもそうではありません。
リフォームに至っては、
民間資格だけで活動しているケースもあります。
もちろん優秀な方もいるでしょう。
でも、本当に優秀な人は、
少なくとも二級建築士は取得すると思います。
私たちの業界では、
一級建築士は
「足の裏についた米粒」
と例えられます。
取らなくても生きていける。
でも、取らないと気持ち悪い。
その“気持ち悪さ”を放置するのは、
やはりプロではないと、私は思っています。
家づくりの相談先を選ぶとき、
・資格は何を持っているか
・実務経験はどれくらいか
・名前がきちんと記録に残る仕事をしているか
一つのチェック項目として、
ぜひ考えてみてください。
家は一生に一度の大きな買い物です。
安心は、偶然ではなく、
積み重ねから生まれます。
それでは、また次回。
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