あけましておめでとうございます。
HAND-WORK HOUSE
田村建設の田村です。
今年のお正月は
珍しく晴天が続き、
とても清々しい
年初となりましたね。
気持ち良い一年が
やってきそうで
なんだかワクワクしますね。
天気は良かったのですが、
あまり遠出はせず、
子ども達とのんびり
時間を過ごしました。
公園に行ったり、
ゲームをしたり、
おじいちゃんちで
凧あげをしたり。
子供たちの成長を
端々に感じられ、
とてもよいお休みに
なりました。
奥さんの仕事が先に始まった
ラスト2日。
子ども達3人を
一人でみるのは
正直しんどかったのは
ナイショです(笑)
普段子ども達を
しっかり見てくれている
奥さんには
改めて感謝です。
さて、このお休みの間に
いくつか本を読んだのですが、
建築家の中村好文さんが書かれた
「百戦錬磨の台所2」。
これが面白かった。
↓こんな本です
https://hand-workhouse.com/l/m/ebksUmBQdAYVVn
前作の「百戦錬磨の台所」も
読んだのですが、
中村さんのつくられる台所は
いわゆる【見せるキッチン】ではなく
ゴリゴリに料理をするための
空間になっています。
↓こんな台所です
https://hand-workhouse.com/l/m/iUFG3wJzhDs4aN
https://hand-workhouse.com/l/m/F3AePc1w3XJ9h5
中村さん自身が
毎日のように
料理をされるそうで、
物の取りやすさ、
納めやすさといった
実質的な使いやすさを追求した
台所になっています。
【台所】という名前に
ふさわしく、
どんなにコンパクトな
キッチンでも、
調理台・作業台・配膳台など
「台」のつく設えが
豊富に設けてあります。
調味料や食材、
盛り付けのお皿など、
台の上に置きたいものは
無限にありますよね。
それに料理は
みんなで手伝うもの。
という思想もあるようです。
また、キッチン前が
オープンになっており
つくると食べるが
自然につながっていくことを
大切にされています。
逆に調理しているところは
見られたくない!
とか、
キッチンを綺麗に保つのは
難しいから隠したい!
という方もおられますよね。
家族のキッチンの使い方と
照らし合わせることが
大切ですね。
キッチンを考える時の
ポイントは大きく3つあります。
①どちらを向いて料理するか
・家族の方を向く(対面式)
・外を見たい(開口型)
・料理に集中したい(壁付け)
②オープンにするかどうか
・ダイニングやリビングと
つなげてわいわい料理(オープン)
・少し囲いをつけて
隠す感じ(セミクローズ)
・完全に別室にして集中(クローズ)
③お客さんの目を気にするか
・普段の使い勝手が一番!
(使うキッチン)
・道具などは隠せるように
(収納型)
・お気に入りの道具や器を見せたい
(見せるキッチン)
①~③の組み合わせで
大きな構成が決まってきます。
そこから使う食器や道具の量、
使い方で収納など細かい部分を
組み上げていくのです。
食事をつくる、食べるは
家族が一番一緒に過ごす時間。
家の中でもとっても
大切な場所になります。
使い心地よく、
みんなが笑顔になれる
場所にしたいですね。
いろんなキッチンを見て、
家族にぴったりくるスタイルを
思い浮かべてみて下さいね。
こんな風に、
ちょっとずつですが
お役に立てそうな情報を
お届けしていきたいと思いますので、
また一年、よろしくお願いいたします。
それでは今年も、
楽しい家づくりを!
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