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凰建設 株式会社

許容値は広く持ってほしい

凰建設の森です。

今日は全国的に暖かい。
14時現在の岐阜市は
28℃44%10.4g/kg(12.5g/m3)

夏の足音が近づきます。

同時刻パッシブハウスの室内は
23.8℃48%8.8g/kg(10.6g/m3)
特に空調は動いていません。

人間には快適範囲があります。
温度で言えば24℃を基準に
プラスマイナス2℃
絶対湿度が8~10g/kg
(9.6~12g/m3)

この温湿度の中にいると、
普通に春の格好をして、
椅子に座っている限りは
暑い寒いという感覚は
非常に感じにくくなります。

病院建築の空調などは、
この温湿度を目指して
設定されております。

それが一番患者さんの体に
負担がかかりませんので。

では、住宅もその環境にすべきか。
勿論そういう環境にできるなら
した方が良いかもしれません。

しかし、あまりこだわりすぎると、
とんでもなくエネルギーを使う
生活になってしまいます。

そして、人間の体は、
快適な環境にいればいるほど、
贅沢になっていくものです。

冬場に家の中が絶えず24℃で
暖房されている環境に慣れると、
ほんのわずかな隙間風なども、
敏感に感じ取るようになります。

夏場に絶対湿度が10g/kgの
環境にずっといると、空気を
吸い込んだ感覚で湿度が上がったのを
感じ取るようになります。

冬場の24℃はパッシブデザイン
等を上手に使うと、そこまで
エネルギーを掛けずに実現は可能。

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