こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
今日は安田女子大学の学生と、
ゲストハウスへ。
今年から、始まった建築学科なので、
仲間と一緒に学びの場を提供したいと思います。
さて、昨日、メルマガを読んでいる友人から、
この前のメルマガがわかりにくかったとの
お叱りをいただいたので(笑)
少し解説したいと思います。
まあ、建築関係者の突っ込みを
真面目に返事するのは、
少し、このメルマガの趣旨と違うのですが、
建築関係者がわかりにくければ、
一般の人はもっと、わからないと思うので、
少し深堀します。
ゲストハウスは2階に空調室があります。
そこに窓をつければ、
海の眺望が開けますが、
あえて、それはしていません。
まず、一つ目の理由としては、
海の見える場所を多くしてしまと、
人のいる場所がバラバラになりすぎるので、
ダイニングに自然と人が集まるようにしたかったということです。
友人的には、海が見えるなら、
開けるべきだと、つっかってきたので、
もう少し、設計途中の考えをお伝えすると、
2階建てにすることにより、
どこかに空調室が必要になった。
選択肢は二つ、
海が見える方か、山が見える方。
すでに1階に十分、海が見える景観がある。
そうであれば、山が見える場所を寝室とし、
西側に窓をあけました。
1階は海に開き、
2階は山に開いた。
実はやりたかったことは、
もう一つありました。
平屋部分の屋根にデッキを敷き、
パノラマで景色を楽しむこと。
ゲストハウスとして、
安全性能を担保するのが難しいのと、
予算の関係で断念しました。
もちろんすべての室内から、
海が見えることもとても素敵ですが、
海だけが景観ではありません。
山の季節の移ろいを楽しみたいという
選択をしたので、
2階からの海の景色をあきらめた。。。
ですが、実は、、、
2階からも海が見えます。
唯一、北側についた窓は、
江田島の入り江を見ることができます。
これは地縄を張ったときに、ちょうど
入り江を望むことができたので、
窓を設置しました。
同じ海ではなく、違う景色の海も楽しむ。
そのために、空調室には窓はありません。
それでは、また次回。
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