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株式会社プレゼントデザイン

見積の労力。

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

今日、マンションリノベの見積のご提出、
3週間ほど前に、見積が出るタイミングを
確認したのに、遅れての見積のご提示。

先日、書いた
1人で動いている会社の課題ですね。。。

結果、見積が想定内に収まったので、
お客様にも安心いただきましたが、
私はひやひやでした。

私は設計事務所なので、
工事見積は概算でお示しすることはできても、
正確な見積はやはり工務店からとなります。

建設コストは日に日に上がっていっており、
毎回、概算見積をバージョンアップしても、
何らかの見積調整が必要になっています。

食品や携帯電話は毎月支払うので、
増加が気にならないですが、
建設費は額が大きいので、
本当に心臓に悪いです。

こういう話をすると、
お客様立場であれば、早めに見積を取りたいという
お気持ちになるかと思います。

例えば、ラフプランの時に見積をできれば、
ということですよね。

これは、私が工務店出身だからか、
できれば、避けたいです。

基本、どこの会社も見積は無料で出してくれると思いますが、
簡単に見積の作業をお伝えすると

1.図面受領
2.図面を精査し、協力会社に見積依頼
3.協力会社の見積金額を調整
4.見積の集計・入力

となります。

先にも書きましたが、
建設費は日に日に変化しています。

2-3年前であれば、
去年の価格とそんなに変わらない金額だったので、
面積だけを変更すれば、見積がつくれたわけです。

現在は、
工務店→屋根会社などの専門職→材料屋
という流れで、金額を確認しながら、
見積をつくっていきます。

専門職、つまり職人さんでもあるので、
現場から戻ってきて、見積の作業を行います。

工務店も小規模であれば、
社長が現場管理をして、会社に戻って見積作業です。

期間としては、工務店から専門職への見積依頼、
そして、専門職の見積アップが10日間。

でてきた専門職の見積を精査し、
一つの書式にまとめ上げるのに10日間。

工務店の実働としては、丸3日くらいでしょうか。

各専門職は8時間くらい。

住宅の専門職は
20社くらいありますので、
かなりの時間をつかってもらうことになります。

そういう作業を知っているので、
私は工務店3社に見積を依頼して、
安いところにお願いするというやり方はしたくない。

3社に見積依頼をするということは、
どこが施工するかわからないので、
その会社の得意な内容で図面はかけないことになります。

過去の経験上、合い見積もりは決してやすくならない。
悪かろう安かろうであれば、安くなりますが。

とはいえ、過去には構造材だけ先に見積をとったことがあります。
それはウッドショックが計画途中であったので、
現在、どこまで上がっているのかを確かめるために、
工務店さんに依頼しました。

ということで、私はお客様側にがっつり立って、
やることが正しいとは思っていなく、
施工者が良い仕事ができるように調整するのも、
私の役割だと思っています。

だから、途中でお客さまから、
変更のご要望があったときは、
3万円ほど上がると思いますがやりますか?
など、確認します。

値段が上がるならやらないというご希望のために、
やはり、人が動くのは極力避けたいと思います。

でも、本当にこれ以上、金額が上がるのは
やめてほしいと切に願っております。

それでは、また次回。

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