こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
現在時刻は、14時30分
本日は2件の打ち合わせがあるので、
間でメルマガを書いています。
それにしても、
最近また新規の設計依頼が増えています。
すべての方が
順調に設計契約となれば、
また、新規受付を少し
お待ちいただくことになるかもしれません。。
現在、着工前も含めて、
6件の設計監理契約をさせていただいているので、
12月末2件竣工するまでかなとも思います。
ありがたいことですが、
いろいろ見て回ってくださいね。
ということで、
ご質問をいただくことも
増えてきました。
一つこちらで、
回答させていただきます。
「複合フローリングは冬底冷えするか?」
というご質問でしたが、
答えとしては無垢のフローリングと比べると、
冷たさは感じると思います。
これは少し難しい概念なのですが、
温度分散率という特性があります。
私達は温度で評価することが多いですが、
例えば、同じ20℃の温度で、
それが無垢材とガラスだとします。
その場合、触ったときは、
同じ温度であっても、
ガラスの方が冷たく感じます。
温度は基本的に高いところから、
低いところに流れます。
冬の設定温度は20℃にすることが多いですが、
人間の体温は36℃なので、
20℃のものにさわれば、
熱を奪われる感覚になります。
これが密度の高い、
ガラスやコンクリート、鉄は
熱伝導が高いため、
一瞬にして、その材料全体に
温度が拡散していきます。
そのため、冷たく感じます、
これはペアガラスやトリプルガラスを
さわっても、冷たく感じるはずです。
無垢のフローリングの場合は、
中に気泡がたくさんあるので、
温度は拡散しにくい。
それで、暖かく感じます。
複合フローリングはメンテナンスが
いらないように鉛筆でいう5Hくらいの
硬度で、コーティングしているものもあるので、
ガラスに触れたように冷たく感じます。
底冷えするかどうかは、
その建物の断熱性能と気密性能には
よるかと思いますが、
無垢のフローリングよりは冷たく感じます。
環境学では
体感温度を室温と周囲の表面温度を
足して、2で割ったもので、
計算されるのですが、
これは実は家の中でも
靴をぬがない、海外の指標です。
靴を脱ぐ文化の日本では、
足元の冷たさには敏感になります。
畳は断熱材ですので、
日本のこうした文化で
生まれた建材ですね。
ちなみに、無垢材でも、
硬い材料はやはり冷たく感じます。
傷がつくのをおそれて、
硬すぎる床材だと、
冷たく感じたり、
足が疲れやすくなるので、
ご注意ください。
それでは、また次回。
続きを読むには会員登録が必要です。