こんにちは。
シーエッチ建築工房の浪江です。
今日はお打合せが中止になったので
一日、2棟の構造計算をしていました。
またコロナ流行っているのでしょうか。
構造計算をする時は
なるべく長い時間が取れる時に
集中してするようにしています。
短い時間だとミスをする可能性があります。
シーエッチに入社してから
構造計算担当になり
もう16年目になります。
入社当時は苦戦をしていたので
2人の構造設計事務所の先生に
いろいろと教わり現在に至ります。
シーエッチの構造計算は
許容応力度計算を行っています。
ルート1ではなくルート2です。
計算をする際には
建築基準法だけでなく
シーエッチの社内基準により
更に厳しい基準でしています。
その基準は
・耐震等級3は必ずクリアする
・耐力壁は基準法の2倍以上確保
そして
・偏心率
・層間変形角
・剛性率
・塔状比
という項目もチェックしています。
この項目は3階建て以上、
高さが16mを超えるような建物の場合の
チェック項目になりますが
より安心してお住まい頂く為に
平屋でも2階建てでも
全棟計算この条件で計算をしています。
耐震等級3の建物といっても
各社いろいろな基準で設計されていると思います。
皆様がご依頼される会社の
設計の方、営業の方に確認をしてみてください。
新しい発見があるかもしれません。
ちなみに私が使用しているソフトは
構造計算をした時のエラーは
「NG」という表記がでます。
16年前は構造のことが
あまり分かっていなかったこともあり
この「NG」が本当に見たくもないぐらい
表示され嫌いになりました。
ですがやならいといけないので
構造の先生に相談しながら
「NG」を「Namie Good」
という風に思い込んでやっていた
思い出があります。
最近は構造の力の流れもある程度
予測できるので構造計算も
かなりスムーズになりました。
物価が構造し続けている現在は
よりシンプルな構造のプランをして
よりコストパフォーマンスの
いい建物(構造設計)を目指しています。
皆さんが家づくりをお考えの際に
吹抜があるといいなと思われる思います。
ちなみに構造計算では
吹抜、階段は床がないので
力の伝達ができない部分になります。
いくらたくさんの壁(耐力壁)があっても
階段や吹抜の場所やサイズ、形状によっては
耐震等級3がとれないケースもあります。
プランを検討する場合には
階段、吹抜の位置、形状も含めて
検討しないと間取りが決まってから
構造計算をしても耐震等級3にならない
というケースもあります。
家づくりは間取りやデザイン、費用
構造、温熱などなど全てで
バランスが重要になります。
皆様の家づくりでもご家族、
ご担当の方と一緒に上手くバランスを
とって頂きたいと思います。
お知らせになります。
8月30日(土)31日(日)
10:30~18:00
神戸市で完成見学会
「ネコと暮らす陽だまりの家」
を開催させて頂きます。
焼き杉板の外壁、木製窓
延べ床面積24坪のちょうどいい
サイズの木の家
駅徒歩2分のとても便利な立地ですが
太陽も空も風も感じられる
吹抜もお庭も縁側
楽しい居場所が沢山あります。
私のお勧めは階段を上がった6帖のホール
床は絨毯、壁と天井は珪藻土
アールの天井が洞窟にいるような
ついゴロゴロしたくなる
籠り感のある場所です。
こちらからお申込み頂けます。
皆様のご来場お待ちしています。
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