こんばんは
クオホーム本田です。
今日は現場確認と
オンライン打ち合わせ。
新しいプランの案出しもして
一日があっという間に終了。
本日は「窓と景色」について
家を設計する時に
意外と見落としがちな視点。
それが 「窓から何が見えるか?」です。
日当たりや風通しは
気にされる方が多いですが、
その窓の先に何があるのか?
まで考える人は少ないです。
例えば南向きの大きな窓。
太陽が入って明るいですが
目の前が隣家の壁だったら?
あるいは洗濯物が常に
視界に入るリビングだったら?
ちょっとテンション
下がりますよね。
せっかく窓をつくるなら
「景色を切り取る意識」が必要です。
先日あるお宅の敷地を
確認した時のこと。
南側は隣の住宅。
でも東側には小さな竹林が
さりげなく広がっていました。
私はすぐにピンときて
「この景色を切り取ろう」と決断。
東側に大きな窓を設けて
朝日と一緒に竹の揺れを眺められる設計に。
これ、実際に暮らし始めると
本当に良いんですよ。
カーテンを開けた瞬間に
ふっと心が整う。
それだけで その家の価値が変わるんです。
もちろん周辺環境との
バランスも大切です。
道路からの視線が気になるなら
目線を遮る工夫も必要です。
逆に抜けのある風景があれば
そこを最大限に活かすべきです。
窓の配置で家の印象は
大きく変わります。
暮らしの質にも直結します。
図面の中の「窓1つ」。
その一つ一つが
生活の一部になる。
これは設計者の腕の見せ所です。
だから私たちは
現地に足を運びます。
敷地の中を歩き、しゃがみ、
周辺をぐるりと一周して
「何が見えるか」を
肌で感じてからプランを考えます。
紙の上だけでは
絶対に見えてこない大事な情報です。
景色は選べます。
その選び方が
住まいの豊かさに直結します。
あなたの家の窓から
何が見えますか?
設計でそれを
デザインすることができます。
ご参考に。
では、では。
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