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株式会社 マルト

粗悪でない木とは?

こんばんは!
マルトの澤田です。

朝のニュースで言ってました。

飛び石連休のGWだったので体調不良を
訴える方が出るそうな

いや、飛び石やなくて長い休みでも
体調不良が出るってよく言ってません?

結局、現代人は長く休むと体調不良
になるんですね(笑)

その飛び石連休と同じく、私のメルマガ
も大分飛びました(苦笑)

前回は粗悪な木を使う工務店という
話をしました。

では、その粗悪な木ってどうやって
見分けるんですかね。

それに粗悪の視点が個人で微妙に違うので
この判断も難しい所です。

なので、確実な部分だけお伝えしたい
と思います。

まずは見た目

木の目がキレイに通ってるのはもちろん
良い木になりますし、節の無い木も良い
木にはなります。

たがこれは価格が高いので、普通の木目
でももちろん問題ない

節があっても問題ない。

ただ、節が抜けたり、死に節(しにぶし)
があるのは良くないですね。

節が補修されているか、生き節のみの材
が好ましい材といえます

つぎは乾燥

これがある意味一番重要かと

乾燥は天然乾燥と人工乾燥がありますが
前者の方が理想的な乾燥方法と言われて
います。

木の香りが飛ばず、木の油が残り粘りが
あると言われています。

ただ、天然乾燥は含水率のコントロールと
均一な乾燥が難しいのが難点です。

また時間もかかります。

均一に乾いてないと、床材だとワレや
スキマなどがおこり、また材が季節で収縮
するので、ギィギィと”床鳴り”が
おこります。

構造材ではワレやねじれが生じます。

人工乾燥は天然乾燥の真逆で、含水率は
しっかりコントロールできますから
ワレ・ソリは少なくなりますが、臭いや
油分が飛び、内部ワレなどが生じます

最後に産地。

これは案外気にしていないかもしれませんが
結構重要なポイントかと

悪い産地があるという意味ではありません。
産地に拘りすぎて、実際の木をちゃんと確認
しているかが問題という意味です。

滋賀県だと周囲にたくさんの有名な
産地があります。

奈良の吉野はかなり有名な産地になります。
それだけでもかなりのブランド力です。

ただ、吉野の木でも、さっきお話しした
乾燥がしっかりしてないと、良い木に
なりませんし、管理されてない木なら
節も木の目も良くありません。

地元の木で建てるというのは、売る側の
営業文句としては聞こえが良いのですが、
それもしっかりとした管理されている木
でなければ意味が無いんですね。

例えが難しいですが、いくら地元でとれた
新鮮な魚でも、食べてうまくない魚や、
良い魚でもさばく人がヘタだとうまくない
って感じですかね

なので、弊社はある意味産地には拘って
いません。

国産への拘りはありますが、国産なら
極論どこでも良いと思ってます。

良材を用意出来るが条件ですね。

そして、そのさばく人を見ます。
やはり、林業家として製材屋として
専門の技術と知識で良い素材を活かして
くれてるかどうかですね。

餅は餅屋と言いますが、弊社のような
工務店兼製材所のような会社より、
それ一本でしている会社の材料は
やはり違います。

天然乾燥に拘るのでなく、また人工乾燥に
拘るのでもなく、その両方を取り入れ、
均一な乾燥で、狂いが少なく、香りも
粘りもある材を用意してくれるような
所の材料を使っています。

かなり個人視点の意見ですから
読んだ方から苦情が来るかもと
少しビビってます(苦笑)

でも多分間違ってません。

かなり長文になりましたが、まだまだ
書きたりない部分もあって、何かしら
ご意見ある方はどうぞ質問下さいませ。

ではでは

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