こんばんは
クオホーム本田です。
本日午前中は土地探しの
打合せ。
予算バランスやこの土地
だったらこうなるよ。
っていうお話しをさせて
頂きました。
午後からは設計契約。
そとん壁。伊礼色と言われる
129番。
キッチンも造作キッチン。
日当たりを考慮して
2階リビング。
2階リビングのメリットと
なる勾配天井にしました。
梁の組み方を工夫して
綺麗にすっきり見えるように
設計ディテールを出しました。
※オーナー様は知らない(笑)
良い感じの空間になると
思います。
6月から着工です。
夕方からは設計打ち合わせ。
平屋のお家。
平屋も色々考える事が
多くてそれもまた楽しい
時間ですね。
今回は軒が深い平屋をご希望。
敷地にちょっとした条件が
あるのでそれを目いっぱい
考慮した設計に。
これからまた愉しい
打合せが続きます。
さて本日は業界の「常識」に
なってしまっている
非常にマズい慣習について。
それは「概算見積と本契約時の
金額に大きな差があることが
当たり前」という考え方です。
例えばですが、初回提案時に
「だいたいこのぐらいの金額です」と
伝えられた金額が契約の
タイミングになると
数百万円も上がっていたというケース。
これ、実際に大手ハウスメーカーや
一部の工務店さんでも起きています。
問題は「そういうもんです」という態度。
はっきり言いますが、
これは業界全体が甘えてきた結果です。
概算は概算、仕様が決まってないから、
設計が詰まってないから、という言い訳。
でも、お客様にとっては「予算」なんです。
「なんとなく2,500万円ぐらいで」と聞いて、
「だいたいそれぐらいですね」と言われ、
安心して打ち合わせを進めていったら、
いざ契約時には3,000万円近く。
この違い、建築のプロとしては
「最初からわかってたはず」なんです。
仮に、細かな仕様が未確定でも
最低限、増額になる要因や
変更可能性は伝えておくべきです。
私の個人的な見解をはっきり
書きますが、概算見積は
「お客様の信頼を得るための数字」
ではなく「現実を踏まえた真摯な
対話の第一歩」であるべきです。
なのに、信頼を得るために
意図的に安く出している会社が存在する。
だからこそ、最初に出された
見積に対して、「この金額で、
どこまでが含まれてますか?」と
ぜひ確認してみてください。
地盤改良費、外構工事、カーテン、
照明、そして冷暖房設備などなど、
含まれていない項目は山ほどあります。
お金の話ってしづらいですが、
そこをあいまいにしたまま
契約まで進めると、結果的に後悔の
残る家づくりになります。
私は最初の見積から実現可能な
数字を出すこと。
「現実的な金額の中で、どこまで
やれるかを詰めていく」設計と管理。
だからこそ、最初に高く
見えるかもしれません。
でも、それがあとで
ガッカリしないために
本当に必要なことだと考えています。
ご参考に。
では、では。
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