凰建設の森です。
弊社初のYouTubeルームツアー
昨日公開されています。
もしよければご覧ください
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/qgXE3rZW2dGZVY
本日は引き続き出張。
まちづくりとか、地域活性化
等についてのセミナーや
シンポジウムに参加しています。
本業とは関係ないように
思われるかもしれませんが、
地域活性についての話題で、
空き家問題というのは
必ず挙がってきます。
空き家問題の最もシンプルな
原因は、作りすぎです。
他の国と違い、日本は法律上、
とても簡単に住宅を建てられる。
戦後の住宅不足を解消するために
家を量産する必要があったからです。
しかし、住宅の普及率が100%を
超えてもなお、日本の住宅建設の
スピードは加速し続けました。
最盛期は1年に160万戸。
30年程で、国民全世帯に新築を
提供し尽くせるペースです。
戦後75年が経過していますので、
既に戦後の住宅供給総件数は、
日本の世帯数の倍程度になってます。
既に壊された家も多いですが、
そりゃあ、家が余るはずだ。
数を追い求めるが故に質は犠牲に。
だから今現在、余っている家(空き家)
に好んで住みたいという人は少ない。
昨日の夕食の残りがあって食べられるのに
新しく作った物を食べたいからと
食事を作り、夕食は放置。
当然夕食は痛むので食べられなくなる。
じゃあ、夕食は捨てましょっか?
みたいなことを戦後ずっと繰り返してきたのが
日本の住宅事情になります。
食については、フードロスの概念が
世の中に広まってきましたので、
以前ほど勿体無い状況は減ったかと。
しかし、住宅は違います。
なんたって、国交省としては、
「住宅着工戸数を減らさない」
をほぼ公然と掲げています。
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