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凰建設 株式会社

生兵法にしてしまったか??

凰建設の森です。

本日は資料作成と打合せ。
6月は講演講座が続き、
なかなかに忙しいです。

本日は、私の失敗の話。

何か新しい事を覚える際、
最も効率の良いやり方は、
先生のいう事をきちんと
聞くという事です。

私自身、新たに何かを
始める際には、まず、
教えてくれた方のやり方を
丁寧にトレースすることから
始めていきます。

自分の色を出したり、
独自の工夫をするのは、
教わったことをきちんと
できるようになってから。

しかし、世の中には、
どうしてもいいとこどりを
しようとしたり、結論から
先に知りたがったりする
人がいらっしゃいます。

TVゲームなどでも、まず
やってみて体で覚えるタイプ。

悪いとは言いません。
趣味の世界の物だとかは
そういう覚え方の方が
楽しかったりしますので。

しかし、こと家づくりに
関しては、それは非常に
無責任な話になります。

だって、お施主様の家なんですから。

やってみて失敗しました。
なんて簡単な問題ではない。

今まで、空調計画に関する
色んな講座を開いてきました。

1日だけのスポット講座とか
2日に渡る講座とか、
3日に渡る講座なんかも。

色々やってみて感じたのは、
3日くらいでは誰も習得できない
という事です。

そりゃそうです。
私のベースの知識は、
学生時代の教科書です。
少なくとも3年くらいは、
建築環境工学と建築設備について
学んできました。

その後社会に出て20年、
実践と振り返りをしてきました。

それが3日で分かるんなら、
誰も苦労は致しません。

全10回の全館空調講座を
開催しておりますが、
かなり詰め込んで駆け足で
お伝えしても、ようやく
空調の概要と、計算方法の
さわりが分かる感じです。

後は自分で恐る恐る
実践していかねばなりません。

しかし、やってしまった。
全10回講座にお申し込みを
頂いたある受講者の方。

初回に、よくわからんから、
ちょっとこの図面で空調計画を
やってみてもらってもいいですか?

と。

自分で魚を釣る方法を学ぼうとせず
釣った魚をくれませんか?
という人。答えを先に求める人。

嫌な予感はしましたが、
この現場だけ特別ですよと
空調計画を簡単に図面化して
お渡しいたしました。

その後、その方は講座に
付いてこれなくなったのか
答えを知ったから満足したのか
次第に講座を欠席するように。

最後の各自発表も不参加。
当然終了証もお渡しできず。

そして一昨日の事です。
引き渡したお施主様から、
空調が効かないんです。って
言われましたどうしよう。

という連絡が。

家づくりは空調に限らず、
設計も大事だし施工も大事。

私が描いた空調図面があれば
後はこっちのもんだ。

という訳には行きません。
多分、図面に出てこない、
細かい部材選定や納まりを
適当にやっているはず。

そういうノウハウの部分の
話を聞かずに勝手にやって
失敗しました助けてください
って言われても、、、

講座の中では当然、
空調計画に失敗した際の
リカバリ方法についても触れる。

そういう事が自分で解決
できるようになるための講座。

でも、その人は聞いていない。
悪意は無いのでしょうが狡い。

私の失敗は、最初に計画を
サービスでやってあげた事。

それは、狡い性格の人の
学ぶ意欲をスポイルする
悪手だと改めて気づきました。

自分の知識や技量を
超える機械を手にしても、
結局は扱いきれないんです。

普通の人がF1マシンに乗っても
事故を起こすのが落ちです。

可哀そうなのはお施主様。

お施主様の為にっていう言葉
よく聞くと思います。

レスポンスを早くとか、
そういう事でお施主様の
為に動く事も大事です。

でも、お施主様の為にって
本当に思うのであれば、
この裾野の広い建築の分野、
とにかく勉強しまくることが
最も大事になります。

陰の努力をすることなく、
表面の見えるところだけで
お施主様の為になんて
言わないでほしい。

寝ても覚めても家づくりを
考えて、基本で王道の
勉強に真っ向から取り組む。

それが嫌なら
もっとユーザーの人生に
対して責任の軽い業界に
転職してほしいと、
心から思います。

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