こんにちは。
輝建設のコハラです。
今日は古材というか
生け取り材料の話。
生け取りというと
物騒ですが、
リノベ界隈では、
解体工事の時に
再利用を見越して
バラして保管しておくことを
いいます。
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で、今日はとある現場を巡回。
生捕り材料が
再利用されていました。
腰板と枠材。
隙間を埋めたり、断熱材を施工してからの
生け取り材施工です。
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/rmuuBa4WQkdzoN
壁の板が生捕り材。
こちらも断熱材や気密工事をしてからの施工。
新たに貼ったようには見えません。
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/AWxlOeQt7ozau9
こちらは天井板と
タイルの上の壁板。
こちらも断熱材や気密工事を経て。
日焼け後を抑え縁などで
隠す隠さないか。
煤竹や、割竹なんかが雰囲気かなと。
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/8QNV0HxQ5aOaLR
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生け取るときも大工さんには丁寧な作業が
求められますが、
貼り戻す時も、
同じ場所に同じものをということもあれば、
違う場所のものを貼ったりと。
古い板は厚みが揃っていなかったり、
経年変化で反っていたり、
色味が揃っているようでそろっていなかったりで
並べる順番も難しいですし、
洗いすぎないように洗ったりと
なにかと作業が増えます。
費用もかかります。
が、再利用の魅力は
節約とかエコとか
もちろんそんな意味や
意義はあるんですが、
もっと感覚的な喜びが
大きい気がします。
「工事前の家の時間が、
ここにも続いている」
そう思えるのがきっと
特別な喜びなんだなと。
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新築や
古民家でないリノベでも
その家の生け取り材じゃなくても
古材や古建具などの
ある程度の経年変化を経たものが
部屋にはいると
真新しい新品の若々しい感じの
空間がすこし和らぐ。
そんな気がします。
新品のまっさらさも気持ちいいけれど、
古い木の影が一本入るだけで、
部屋に物語が生まれるというか。
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ということで、
生け取りを現地再利用だけでなく、
古建具、古材、古家具など
いろいろ空気を和らげるものを
在庫してますので
そんな家づくりも
ぜひご検討されてみてください。
ということで、また次回。
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