凰建設の森です。
本日は打合せと事務仕事
合間を縫って、明日
入学式を迎える子どもの
前撮り写真を。
趣味の時間ですね。
さて、本日の話題は、
IPCCのAR6。
なんだそれ？
気候変動に関する政府間パネルの
第6次評価報告書という意味です。
まだ分かりにくいでしょうか？
世界中の学者さんが集まって
行なった気候変動に関する研究の
6回目の報告書という事です。
1回目は1990年に出ています。
もう30年に渡ってずっと
研究が進められています。
6～7年に1回のペースで
報告書が出てきています。
元々は「このままじゃヤバいかも」
という報告でしたが、AR6は、
人間のせいで起きた気候変動は
自然や人間に悪影響と損失を
もたらしていますよ。という報告。
そして今回の資料では、
温暖化は依然加速中で、
このままでは到底目標は
達成することができませんよ。
今、世界中の人が立てている
計画を100%やっても、
全然足りませんよ。
もっと高い目標や計画が
必要ですよ。
気温上昇が+1.5℃を超えたら
深刻な事になりますよ。
というような内容に。
今回は第六次報告書の
第三部会の報告です。
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/3gjFdsJpgGJUqj
深刻って、何が深刻か。
もう既に起きていますが、
戦争が起きます。
気候変動は世界の食料と
エネルギーの問題になります。
食糧やエネルギーが、
足りなくなって高価になる。
飢えや寒さが極限まで来た時、
あなたは人から奪う事なく、
家族と共に諦めて死を迎えるか？
腕の中で冷たくなっていく幼子を
静かに看取ることができるか？
書き方は幾分かマイルドですが
そういう事です。
このままいくと、2040年以降に
そういう未来に直面しますよ。
今は衣食が足りているから紳士的で
いられる先進国が、飢えた獣と
化した時に、人類は、その時の
地球が支えられる人の数まで、
お互いに口減らしを始めます。
人の命は何よりも大事です。
じゃあ、その何よりも大事な
命同士が天秤に乗ったら？
という事ですね。
2040年か、、、
うん、逃げ切れるかな。
って、60歳以上の人は
どうしても思ってしまうもの。
私も昨年度、PTA会長を
やりましたが、やっぱり最後は、
「うん、後は次年度がやるでしょう」
っていう気持ちが芽生えます。
老害だからできないんじゃない。
当事者になり得ないからできない。
だから気候変動問題は、当事者になる
世代がやらなければ何も進まない。
当事者世代でできる事のうち、
私が関与できることが、
建物の省エネ化になります。
先ほどの資料の中でも、
建築物の省エネは、
需要側で貢献できる
脱炭素としては最大規模。
（24ページ）
都市システムと並び、
建築物がSDGsに関わる要素は
非常に多くなってます。
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/T5dpPeTSbGx9bv
建築物の省エネ化は、
気候変動対策の本丸とまでは
言いませんが、四天王の
一角くらいの位置づけ。
2025年に炭素排出量の
ピークを持ってくる事。
2030年に19年比4割削減
2050年にゼロ。
それができなければ+1.5℃。
そして人類の口減らし。
パンが無ければケーキを
食べればいいじゃない。
周りが見えていない事の
揶揄で使われますが、
実際私たちはそんなことを
言っているようなものです。
これだけ危険が迫っているのに
何も対策をしないという点では
この方達とあまり変わらない。
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/MiGCM0toSVzU6K
犠牲になるのは、いつも
子ども達です。
私やIPCCが言っていることが
大げさかどうかは、未来の話なので
今の時点では正解は出ません。
しかし、正解が出てしまったら
割と手遅れ気味になります。
果たして森こうすけは
オオカミ少年なのか？
20年後をお楽しみに、、、？
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