こんばんは。
あすなろ建築工房の関尾です。
本日は先週完成見学会を行った「丘の上の家」のお引渡しでした。
秋晴れの晴天の下でのお引渡しで、青空に建物がしっかりと映えていました。
https://asunaro-studio.jp/l/m/Z4DayyVr19xFvI
坂を上がった先の公園の横という近隣環境は抜群の立地なのですが、敷地が道路面から２ｍ以上高い位置にあり、計画の際には頭を悩ませました。
敷地調査の際の様子がこちら
https://asunaro-studio.jp/l/m/gq3Vmbg0N9cqdQ
同じ角度で本日の写真がこちら
https://asunaro-studio.jp/l/m/MmaWJhZE4bMABc
隣地との関係もあり、敷地を現状から８０ｃｍ下げた位置に設定し、道路との高低差は高基礎処理し、周辺とのバランスを取るようにしました。
上記の写真を見比べて頂けるとお分かりいただけると思いますが、持ち上げた高基礎がボリューム感がありますので、この圧迫感を無くすために境界の間に植栽を施し、斜面も石で仕上げることで街並みとの繋がりを確保できるよう意識しました。
敷地の高低差を活かすことで、家族が団らんするリビングやダイニングからは通りや近隣の目線を気にすることなく公園の緑を楽しむことが出来る計画となりました。
これから家守り工務店として末永いお付き合いが始まります。
さて、本日の本題。
これまでもメルマガでは、火災保険を悪用した詐欺についてお伝えしてきましたが、また最近この手の詐欺が目につくようになったので、再度お知らせしておきたいと思います。
現在お住まいのお家やご実家が古い一戸建てお家にお住まいの方は、今回のメルマガはしっかりと読んでいただければと思います。
先日もフェイスブックで知人が火災保険を悪用した営業チラシを掲載されていました。
https://asunaro-studio.jp/l/m/1VFzUt8LcU13M4
このチラシのように、詐欺業者は「火災保険の加入者は火災保険の保険金を使って、無料で修理交換が出来る」などと、甘い言葉で誘ってきます。
以前にも紹介した別の新聞の折り込みチラシ。
https://asunaro-studio.jp/l/m/ZRbi7lg2ONQuXX
「火災保険を活用した塗装工事」というフレコミで、自己負担０円で屋根や外壁のメンテナンス工事を行うというお誘いです。
これから台風の時期と言うこともあって、この手の勧誘が目立つようになってきます。
この手の業者は「点検無料」ということで、広告を出していたりします。
https://asunaro-studio.jp/l/m/AWhDB0AvA26TzY
見積するだけで「クオカードプレゼント」って怪しすぎます。
以前は新聞への折り込みチラシが多かったのですが、最近はSNS広告にも出していますので、目にすることが多くなりました。
https://asunaro-studio.jp/l/m/8DVtRHfm4p8vhx
「『点検は無料』ということなら、点検だけでもしておいてもらうか」と思ってしまったあなた！
気を付けてください！
そこから罠がいろいろ仕掛けられています。
無料点検を依頼した後、屋根の上に登り、下から見えないところで、健全な雨樋をわざと樋を傾けたりしてきます。
そして傾いた樋の写真を撮り「やはり被害がありました。危なかったですね。」なんて言いながら、「これは昨年の台風の影響かもしれませんね」と自然災害が原因であるかのように装って、火災保険の保険請求を勧めてきます。
経年劣化で屋根の雨樋が破損しているにもかかわらず、「自然災害で破損したと言って保険金を請求すれば大丈夫」と、嘘の請求をするようそそのかしてきます。
保険の契約者に、保険金詐欺の片棒をかつがせようとするのです。
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