こんにちは。
輝建設のコハラです。
DIY系のYOUTUBERさんの
家づくり?
工事の動画には
私たちの仕事として
家づくりをしているものが
全然思いつかないような
ことや方法を
実現されている方がいます。
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先日、見ていた動画では
セルフリノベで
古民家の外断熱されていたのですが、
押出法ポリスチレンフォーム断熱材、、、、
略称、XPS。
商品名でいうと
有名なのは
スタイロフォーム。
ホームセンターの断熱材コーナーで
みる水色の発泡スチロールみたいな
アレです。
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これを中国から
コンテナで買ったら、
日本で買うよりも
だいぶ安くなったと。
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そんな調達方法は、、、、
考えませんでした。
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実際、某木製サッシなどは
日本製でなく
中国製のものもあって、
そちらはお値打ちになっていると
いう話も聞いています。
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断熱材は無印?というか
どこの誰ばつくったのかよくわからないので
性能は?不良品の保証は?
など、ついついケチをつけそうになりますが
そんな材料の手配方法なんて
考えたことありませんし、
既存の手配方法が
身近になりつつある時代に
なっているのかもしれません。
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ということで、
ネットググってみました・
「xps、insulation(断熱材)、board(板)、import(輸入)」で
検索してみたところ見つけたのが
下記のサイト。
メイドインチャイナ.com
の板状XPSボードの説明
ざざっとみると
80ドル/m3なんで
12,000円/m3
日本で流通している寸法は
畳一枚の大きさで
100mm厚みで換算すると
910mm * 1820mm*100mmで
1枚あたりの立米数は0.162m3
ということは
1m3あたり6.17枚分になります。
メイドインチャイナ.comの
XPSボードは
12,000円/m3なので
1枚あたり1,944円=2,000円
この断熱材の性能詳細が
わからないのですが、
日本でXPSといえばの
スタイロフォームの
第1種で、同寸法で1枚が
一番安いところで約5,000円。。。
私たちものづくり系おじさんの
アマゾン=モノタロウですと
100mm厚さ換算でしたら
1枚8,000円ぐらいでした。
8000円としたら約1/4のお値段です。
運送費や
関税などありますが、
もしかしたら
それら入れても安いです。
これはきっと、
工場で作る系の建材の
ネット直販の時代が来ます。
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というのも
建材などはまだまだ少ないですが、
アマゾンをはじめとする
ECサイトでは
日用品はかなりの中国製のものが
たとえば、電球や
簡単な工具など
販売されています。
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技適マークみたいなものが
建材にあって、
それらをクリアすれば
この波はきっと押し寄せます。
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ちなみに、
海上コンテナって
日本のトラック輸送より安いんです。
大阪からル・アーブルという
フランスの大きな港まで
40ftのコンテナで
約50万円ということでした。
(古民家輸出できないかと思い
調べたことがあります)
40ft=40フィートというのは
街中で、大きなコンテナの
トレーラーきたなーと思う時の
あれです。
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施主も業者も
販売価格は一緒という
ミラタップさん(旧サンワカンパニー)や
ツールボックスさんみたいな
会社さんも増えてきています。
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資材価格高騰ということで
建材支給というトレンドが
来るのかもしれません。
が、輸入建材は
保証や法規的なところなど
なかなか不明なところも
多そうですが
この価格差をみてると
これを乗り越えてくる施主さんや
工務店がでてくるかなーと。
ということで私も
しばらくこの辺、ウォッチしておいて
みなさんのお役に立てそうなら
一度入れてみようと思います!
では、また次回。
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追:
が、実際、家1軒ぶんの
断熱材となると
一体どこに置いときますの?
という問題が一番やっかいかもしれません。
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