イシハラスタイルの石原智葉 です
今日はお打ち合わせ2件ありました
家具のお打ち合わせと、ご新規の方です
構造のはなしはプランの時に気を付けていますが
直接、施主に説明することは少ないです
どこまで間取りの要望に制約をかけるか難しい所です
柱の直下率というのは1Fと2Fの柱の位置が同じ位置にある割合のこと
二階建の場合は屋根部分から受ける力を基礎まで伝達させることで
構造の安定性をたもつことです
でも、直接同じ位置にない場合でも梁の大きさを適切にすればクリアできることもあり
構造計算すると適正の梁の高さが算定されます
気を付ける点としては1Fが広くて2Fの部屋数が少なく小さくなる場合に
2Fの外壁回りの柱が1Fの柱のラインからずれてくるようなプランです
1Fのリビングを広くして、空間に柱が出したくないってことを言われます
お家を建てる場合の木構造では
仕様規定を満たすことでも建てられますが
構造計算をしている場合と条件が異なります
建物の安全性においてはどちらも認められていますが
構造計算をしていると、想像していたものより部分的にですが強度を求められることが多々あります
逆に、過剰になっている部分もあります
いずれの場合も、柱が直下にあることでバランスがよくなり
家の一部に負荷がかかりすぎることは減っています
負荷がかかるということは、地震などの時の弱点になるため直下率を上げるか
構造計算した必要な梁の大きさ使用することをお勧めします
家が直接的に壊れる、というわけではありませんが
梁がしっかりと柱を支えられない場合にたわんでしまえば
外壁や内壁に割れが生じたりしやすくなります
結果的に雨漏りのリスクにもつながります
耐震等級を取得していると言われていても仕様規定を使っている場合もありますのでご確認することをおすすめします
そして、来月ですが見学会があります
4/5（土）10時-16時
愛知県北名古屋市です
ぜひご参加お待ちしています
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