こんばんは菊池組・キクチです。
今日は日本エコハウス大賞の最終審査。
・新築部門6作品
・リノベ部門2作品
・自邸・モデルハウス部門3作品
各部門、ノミネートされた作品から最優秀賞、優秀賞、
そして全部門を通したグランプリが選ばれる予定です。
(それ以外の賞は既に決まっています。)
その質疑応答を聞きながら、スキマ時間に少しずつメルマガを書いています。
弊社もエントリーさせて頂き、今回は奨励賞をいただきました。
弊社では過去にも第2回、第3回、第5回とエントリー、
3回とも入賞させて頂き、第2回、第3回は表彰式に出席し最終審査を見学してますし、
前回は最終審査で大賞を競っているので、この最終審査を視聴する事の「しんどさ」というか「辛さ」は痛いほど知っています。
しんどい、辛い、というのは自分よりも高く評価された作品を見るのが苦しいのではなく、聞いているのがシンプルに辛いのです。
自分がお施主さんと一緒に魂込めてつくりあげた住宅というのは、予算の上での妥協点や、こうすればよかったのかも?など最後まで悩んで取捨選択した点、
様々な要素を含んでおり、大変な思いをしつつも楽しみながら育て上げた我が子のようなもの。
そんなかわいいかわいい我が子を、大衆の前で審査員にメチャクチャ言われる。
自分が大賞候補で最終審査された前回も辛かったですが、他の人が言われているのを見るのもかなりしんどいのを知っていたので、見ないでおこうと思っていました。
でも、エントリーに協力頂いた住まい手さんのためにも、しっかりとグランプリを見届ける必要があるような気がして、
また、エントリーした住宅以外の住まい手さん、これからお手伝いする住宅のすまい手さんのためにも、他の方の応募作品や審査員の声を聞きながらしっかりと自分も考える事で、少しでも血肉に変えていこうと思いました。
見ていてやっぱり辛いというか、納得できない事、そういうのを思いながらこの文章を書いていて、一度は書いた長文の文章、大量に消しました笑
第5回までの日本エコハウス大賞は、
【意匠と性能の両面で優れた住宅を表彰する設計実例コンテスト】
というコンセプトがありましたが
復活した今回は
【脱炭素時代の美しい住宅を表彰する設計実例コンテスト】
に変わっているようです。
以前は「性能と意匠の両立、美しい日本のエコハウス」を評価するものだったと思いますが、現在では高い性能と美しさは当然で、未来に対するメッセージ性、業界および社会への思いのようなものが求められるようになっていると感じました。
この配信をする時点ではまだまだ審査が続いています。
次回のメルマガで日本エコハウス大賞の最終審査を終えての感想を書きたいと思います。
弊社が入賞させて頂いた住宅はこちらでした↓
https://my164p.com/l/m/3Bu6rXHavAg702
ではでは。
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