新しい年が始まりました!
今日が新年一発目のメルマガです
こんばんは。
マルトの澤田です。
ウダウダと書くだけのメルマガに
ならないよう、出来るだけ役立つ
情報をお送りできるよう本年も
”出来れば日刊”で進めて参ります
ので、何卒よろしくお願い申し上げます
年末の忘年会で、工務店仲間と話しを
してた所、そちらの会社では、年始に
書初めをするそうです。
今年の抱負を一字で書く書初めで、
その年末に抱負通りやれたかどうか
を検証するんだそうです。
今までも自分なりに抱負というか方針
を考えてやってはいましたが、それを
発表する訳でもなく、検証していた訳
でもありません
もちろん、そうなるように努力は
していますが、その成果まで検証して
いませんから、次に繋がってないかも
しれません(苦笑)
書初めをするかはともかく、
良いやり方だなと思いまして
私も今年は抱負を一字で表現し
ここで発表しようかと思います、、、
が、まだ纏まってませんので
明日以降という事で
いきなり出だしから先延ばしとは
少し思いやられる出だしです(笑)
弊社の仕事始めといえば、近くの
多賀大社への参拝からスタートです
本殿で御祈祷するのですが、
毎年の恒例行事ではありますが、
凍るような空気の中、周りから
の音も消え、神主さんの祝詞を
読む声のみが響く静寂が、
正月らしくもあり、背筋が伸びる
ような感覚にもなり、今年も
がんばるぞと気持ちも入ります。
とまぁ、そんな感じで御祈祷を
した帰り、いや最中もそうですが
マジマジと本殿内を眺めており
ました。
当たり前ですけど、木・木・木の
構造になってます。
多賀大社は残念ながら、何度かの
火災で、建立時の物ではなく、
現在の本殿も昭和初期に作られた
物になります。
詳しくはしりませんが、滋賀県内
か岐阜・吉野(奈良)あたりの
桧を使っているのでは無いかと
思います。
本当は撮影はNGなのかな?
ちょっとわからないのですが、
御祈祷後なら神様もお許し下さる
かなと勝手に解釈し、撮影させて
もらいました。
所謂、石場建てですね
今の住まいとは違い基礎ではなく
石の上に乗っかっている建て方。
昭和初期ですから、築90年ぐらい
ですね。
ちなみに、一番古い木造は奥にある
書院で、1774年に再建。ただこれは
移築らしく、元の建物は1494年とも
言われています。
応仁の乱のちょいあと。
鉄砲伝来より前。
なかなかの建物ですな。
さて、本殿。
築は90年ですから、木そのものの
変色は致し方ありませんが、
腐食やシロアリによる食害などの
劣化は無く、良い風合いの風化
となっていますね。
御祈祷後、本殿を回る回廊を通って
帰路につくのですが、そこは多少
雨の影響を受け風化が進んでいますが
、全く問題ないレベル。
右の築地塀(ついじべいと読みます)
にそって回廊がありますが通常は
雨除けのビニールシートは無く、
本殿を眺めながらぐるっと廻れます。
余談ですが、築地塀も版築の一種
いや、逆か(苦笑)
版築が築地塀の一種ですね。
火災を防ぐとか防犯という意味で
富のある者しか出来なかったそうです
上の写真ではわかりにくいですが、
本殿は平成の大造営で、
一部改修工事(主に屋根)が
行われています。
屋根は檜皮葺で、一部銅板です
からね。
これはどうしても限界がきます。
メンテナンスなしでは神社といえど
住み繋ぐ事は出来ません。
しっかりとしたメンテをする事で
何十年、何百年と建物は持ち続けます。
外装は板貼りですが、神社は住宅に
比べると軒が深いので、比較的
雨被害が少ないので大きな問題に
ならず何百年ももつんでしょうね
それに、基本壁には気密性能がなく
通風よく作られていますから、
湿気にくくシロアリの被害は少ない
のかもしれません。
ただ、、、
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