こんにちは。
フルマークハウスの吉田です。
さて、
断熱材はどれがいいの?について。
先日の完成見学会で
断熱材についてご質問を頂きました。
「新聞紙の断熱材はダメって聞きました!」
「袋に入ってなくても大丈夫?」
断熱材ひとつとっても
住宅会社さんによっても、
使用されている内容はさまざまですが、
「○○だから大丈夫!」
「○○じゃないとダメ!」
「○○以外ありえない!」
なんて営業トークもよく聞きます。
またそんな営業されたとも聞きます。
今回は、まさにこの例ですね。
そこで実際はどれがいいの?
ということで、おさらいします。
まずは、断熱材の種類についてですが、
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無機繊維系断熱材
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・ロックウール
・グラスウール
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木質繊維系断熱材
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・セルロースファイバー
・インシュレーションボード
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発砲プラスチック系断熱材
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・ビーズ法ポリスチレンフォーム
・押出法ポリスチレンフォーム
・硬質ウレタンフォーム
・ポリエチレンフォーム
・フェノールフォーム
というように、大きく、
上の3つの種類に分けられます。
そして、それぞれの種類や商品で
性能は事細かに分かれていきます。
市場には、数えきれないほどの
商品数があります。
それぞれ一長一短ありますが
どれも断熱材なので、基本的には
どの断熱材を選んでも大丈夫だと思います。
「○○じゃないと!」
というように
決めつけるようなことはありません。
どの断熱材を選んでも基本的には
問題ありませんが、
まず大事なことは、
家全体の性能を向上させること。
きちんとシミュレーションしながら
家全体の性能がどの程度なのか?
基準値はどれほどクリアしているのか?
ということを
しっかり比較してください。
いくら性能の良い断熱材を使っても
厚みが薄いと意味がありません。
反対に、
性能の悪いと言われる断熱材も
厚みと施工精度がよければ
こちらの方が性能値を
期待できることだってあります。
ですので、
断熱材にこだわるよりも
その断熱材を使って
どの程度の性能値を期待できるのか?
ということが大事になります。
性能がいいものを選ぶと
当然、金額も高くなります。
金額が高いからといって
厚みを薄くすると
効果が期待できませんし、
また、
断熱材をいくら厚く採用しても
施工精度が悪いと意味がありません。
断熱材で、
間違ってはいけないのが
厚みと施工精度です。
この2つをクリアして
性能をクリアできるのであれば
どの断熱材を使っても問題ありません。
あとは、
予算と施工方法によって
材料を決めていっていいのかなと思います。
ただ、会社さんによって
仕様の決まりがありますので、
細かな口出しはされない方が、、
嫌な客だな、、
と思われるので(笑)
ただ会社選びを、
断熱材で決める必要はないと思いますので、
性能をクリアしたあと、
その会社さんの家に住みたいかどうか、
暮らしのイメージができるかどうか、
これに尽きると思います。
性能をクリアしないと、本末転倒ですので、
まずは、性能を担保することが大切です。
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