こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
大分、体調が戻ってきました。
今日は、妻が夜、
飲みにでるので、
早めに帰って、晩御飯を準備し、
バレーボールを応援したいと思います。
さて、最近のお客様のレベルは高く、
少し困るほど。笑
ミースファンデルローエの
「神は細部に宿る」
という言葉がお好きだということ。
これは建築の人間であれば、
みんな知っている、有名な名言です。
モダニズムの巨匠といわれるミースやコルビュジェですが、
それまで、レンガや手作りのガラスなどしかなかった時代から、
近代化し、鉄やガラスが高精度で作ることが可能になりました。
その流れで、できるだけ線を少なくする建築が、
美しさの本流となり、
さまざまな、新建材がうまれ、
建築の近代化に進んでいきます。
私が好きなフランクロイドライトも
同じく、モダニズム時代の建築家ですが、
結構、線の多い建築をつくっています。
ライトが目指していたのは、
有機的建築です。
これも哲学的な言葉ではありますが、
その形、寸法である意味を
考えていき、実はその答えは自然の中に存在する
というような思想を持っています。
私は、構造や温熱という機能面から
設計しているので、
機能美や、その形であることの意味を
よく考えます。
結果、自然界にある有機的なものが
一番、機能的であるともいえます。
難しく書いてしまいましたが、
均一的なデザイン、四角い家や、
凹凸のない仕上がりのクロス
など、
鉄やガラスでの美しさを求めていくと、
そういった、無機質なものに近づいていきますが、
そこには本来、建築が持つべき、
安らぎや、調和が生まれにくいとも言えます。
でも、こうした建築家の言葉は、
見ている方向が違うだけで、
同じことを言っていたり、する可能性も。
自然界にある有機的なデザインの一つが、
赤ちゃんの手だと思います。
なかなか、赤ちゃんの手を上回るデザインを
生み出すのは至難の技ではないかと思います。
もちろん、あの小さな手の細部まで、
行き届いたデザインは、
まさしく、神が宿っているのは間違いない。
しかし、赤ちゃんの手は均一的な大量生産ではなく、
ひとつづつ違い、それでも美しい。
数字ではなく、もちろん、愛情も必要なのでしょう。
すみません。。
専門外のメルマガとなってしまいました。
それでは、また次回。
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