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クオホーム

憧れの吹き抜けは本当に快適?

こんばんは
クオホーム本田です。

本日は午前中に建築中の
現場をチェックし、
その足で土地の調査へ。

午後からはZOOMで
新規の方との打ち合わせがあり、
夜までバタバタ。

最近ご相談の中で
「吹き抜け」に関する質問が
多くなってきました。

特にSNSや雑誌で見かける
開放感あるリビングに憧れて
「絶対に吹き抜けは欲しい」
というご希望。

でも、実際のところ
吹き抜けって本当に
必要なのでしょうか?

個人的には「なくても
いい家はつくれる」と断言します。

もちろん吹き抜けは見た目も良く
モデルハウスでは目を引きます。
「わぁ~すごい!」ってなる。

でも、あれは見せるための設計。
住みやすさとは別物です。

吹き抜けをつくると
2階の床がその分減ります。
つまり居住空間が狭くなります。

しかも面積が減るのに
坪単価が上がるパターンも。

コスパは決して良くない。

よくある質問に
「吹き抜けは寒いのでは?」
という声があります。

これはその通りで
断熱性能が低いと冬は寒い。
暖気が上へ逃げていきます。

夏は冷房が効きづらく
結果、電気代がかさむことも。

つまり、吹き抜けをつくるなら
高断熱・高気密が前提条件です。

それでも欲しい場合は
面積を絞ったり、冷暖房計画を
しっかり設計で補うこと。

大事なのは「つくるか」ではなく
「どう設計するか」だという事。

私の場合、吹き抜けを提案する際は
性能、予算、家族構成をふまえて
必要かどうかを判断しています。

見た目だけで作るのは
非常にもったいない判断。

その分の予算で断熱や設備に
投資したほうが満足度は高い。

もちろん全否定ではありません。

上手に設計された吹き抜けは
家族の気配を感じられたり
空間に広がりが出て良い効果も。

だからこそ大切なのは
「なぜ吹き抜けが必要か?」
という目的の整理です。

SNSで見たイメージだけで
「つける前提」ではなく、
設計者と一緒に「必要か?」から
考えていくのが家づくりの基本です。

ご参考に。
では、では。

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