本日19時~は
インスタライブ
まったりとお届けしてるのが
意外と評判です。
https://m.quohome.com/l/m/lkh59kD1kHj9Xx
今日はこちらのアカウントから↑
質問を頂いていますのでそれに
お答えします↓
1、窓枠は要る?要らない?
どこにつける?
2,造作キッチンにシナ合板は
どう??
3,家は小さくしたくない。でも
予算は下げたいどうしたら?
4,本人は田舎暮らし、親は都市部に
住みたい。悩んでいます。
ざっくり要約すると
こんな感じの質問が。
いつもありがとうございます♪
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こんばんは
クオホーム本田です。
本日は午前中に
着工前の現場の最終チェック。
午後からはzoom打ち合わせを数件。
空間の繋がり方や
収納の配置を再調整したり、
ひとつひとつ丁寧に詰めています。
さて本日はこちら↓
「開口部=窓」について。
まず前提として、
家に窓が必要なのは当然です。
でも問題なのは、
「とりあえず明るくしたい」
「なんとなく開放感が欲しい」
そんな気持ちで
「意味のない開口部」を
あちこちに作ってしまうこと。
これ、めちゃくちゃ危険です。
なぜなら、
開口部には以下のような
明確なデメリットもあるからです。
断熱性が落ちる。
耐震性が弱くなる。
目線が抜けて落ち着かなくなる。
にもかかわらず、
「この辺に窓が欲しいなぁ」
というあいまいな理由だけで
開口をとってしまうケースが多い。
これは私の持論ですが、
窓は「必要だから設ける」ものであって
「不安だからつけておく」ものではない。
逆に言うと、
開口部のない壁面というのは
設計者の自信の現れでもあります。
しっかり考えられていれば、
そこに開口がなくても
室内は暗くないし、
風もちゃんと通ります。
もちろん周辺環境によっては
窓がどうしても必要な場合もあります。
たとえば北側に抜けた借景がある場合や、
周囲からの視線を気にしない
配置が可能なとき。
ただ、そうじゃない場合は、
窓があることで落ち着かない空間になる方が
圧倒的に多いです。
特に住宅街では、
南側に家が建ってしまうと、
その窓から日も入らない、
風も抜けない、視線だけ通る。
そんな「死に窓」になる可能性が高い。
なのに「南だから」と
惰性で窓をつける設計が多すぎる。
これは大手ハウスメーカーの
仕様書どおりの図面に
ありがちな失敗例でもあります。
だからこそ、私は
「意味のない開口部はつくらない」
というルールを徹底しています。
ただし、これは「窓を減らせ」
という話ではありません。
あくまで「意味のある窓だけにしよう」
ということです。
そのためには、
建てる家の中で
どこでどう過ごすのか?
家族の動き、視線の方向、
季節ごとの日照角度、
隣家の配置などを
全てふまえた上で判断する。
それが本当の意味での
「暮らしに寄り添った設計」。
設計は「足し算」よりも「引き算」。
意味のない開口を削ることで、
空間はむしろ心地よくなります。
ぜひ、間取りを考えるときには、
「この窓に意味はあるか?」と
一度立ち止まって確認してみましょう。
ご参考に。
では、では。
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