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株式会社 マルト

応急処置でもやらないよりはマシ。

こんばんは!
マルトの澤田です。

先週お会いしたお客様からリフォーム
のご相談を頂きました。

様々な問題解決を図りたいというご希望
なのですが、その中での心配ごとの一つ
が耐震性能でした。

この地域で40年とか50年前の建て方と
いうと、伝統工法と在来工法の合の子
のような建築です。

基礎はあるけど、伝統工法の建て方に
なってるって感じでしょうか

本物の古民家とは若干違いますが、
基本的には

「揺れて力を逃がす」

という建て方になっています。

で、田舎なんでどの家も60坪オーバー

この時代の家を大地震が来ても大丈夫だよ
って耐震性能を持たせようとするなら

①基礎のやり替え
②恐らく泥葺きの瓦屋根なので軽くする
③耐力壁を設置する
④骨組みの接合部の補強

などなどでしょうか

何となく想像つくと思いますが、ほぼ丸裸に
した上に、ほぼ全面やり替えなので、新築
と同等か、それ以上の費用になるケースも考え
られます。

そんな予算は無い
そこまで考えてない

ちょっと話それますが、少し前のメルマガ
で家仕舞いの話をしました。

跡継ぎの予定が無くて、自分達の代
でこの家は空き家になるか、解体し
なければならない。
だからあと10年持てば良い

そんな状況の方なら、大規模リフォーム
なんてしたくないですよね。

でも、誰だって地震で家が倒れて下敷き、、、
にはなりたくないですよね。

そういう状況の方は、正しい耐震工事
とまでは言えないのですが、応急的に
、制振工事をする方が良いかと思います。

大地震から家族を守るという意味では、
耐震等級3の構造補強を施した上で
制振装置なり免振工事をするのが
理想です。

新築ならそれも可能ですが、リフォーム
では先ほど話したように、そうもいかない
場合が多いです。

地震の揺れが少しでも減らせられれば
当然倒れる危険性も減る訳ですよね。

阪神淡路でこの辺りは震度5強だった
と聞きましたが、東南海では6弱とも
言われていますし、いつ活断層からの
直下型地震で震度7が来ないとも言え
ません。

震度7が5程度まで軽減出来れば、また
耐え抜ける可能性もグッと増すかと
思います。
それが出来るのが制振装置です。

※確実に守ってくれる保証がつく訳では
 ありませんので、ご注意下さい

制振装置はたくさんのメーカーが作って
いますので、それぞれ施工方法が違い
ますが、概ねそこだけを工事する事で
揺れを軽減する装置が付けられます

仰々しい装置を付けるので、丸見えに
なるのがイヤとなると、それを隠す工事
が必要になるので、金額も上がりますが

背に腹は代えられない
命だけ守れれば

と考えて頂けるなら、大工事をしなく
ても百万前後での施工も可能です。

そう遠くない時期に起こる東南海地震
への対応として、制振装置の検討も
されてみてはいかがでしょうか?

ではでは

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