さて、今日は必然の間取りを
読み解く方法についてです。
ちょっと熱く語ってますの長いです。
ご注意を。
前号では間取りには必然があって
それを読み解くのがカギ。
そんなお話をさせてもらいました。
誤解を恐れずにいいます。
わたしは間取りをお客様と一緒に
考えながら進めることはしません。
ちょっとおかしな発言ですかね(笑)
要望を聞かないという事ではないですよ。
では、なにをどう進めていくのか。
家を建てようとするその土地は
世界にたったひとつしかありません。
だから環境も世界にたったひとつ。
太陽の当たり方、周辺環境、
周辺の景色、周辺の家の建ち方、
風の流れや音、雰囲気。
こんなことを考えながら
土地を見て環境を読み取っていきます。
例えば、、、
その土地で一番日当りの良い場所は
一番居心地の良い場所にしたいですよね?
だとしたら大きな窓を設けて
リビングやダイニング等の
居場所にしようってなります。
そしたらその窓の前には
緑を植えて緑を眺めながら
心穏やかに暮らしたいですよね。
お隣がマンション等であれば
不特定多数の視線が飛んでくるかも
しれないのであまり大きな窓は
設けたくないですよね。
であるならばそちら側に収納とか
水回りを持ってきた方が良いな
っとなります。
なるべくカーテン等を開けて
オープンに暮らしたいけど、
南側はすぐに道路で車や人が通る。
でも、北側にはキレイな景色があったり、
何もない“抜け”があったりしたら
北側にリビングをもってくのもあり。
そんなふうに周辺環境や
その土地のポテンシャルを
深く深くふか~~く読み解き
そこに“お客様の生活”を
落とし込んでいく。
環境は世界にひとつなんだから、
それを読み解き、そこに素直に
お客様の生活を落とし込んでいけば
必然の間取りが浮かんできます。
お客様はそんな環境を
読み解くことはする必要はありません。
逆に読み取れる方はすぐに
工務店を立ち上げましょう。
このセリフ、前回も言ったような(笑)
土地から探される方は
そんな土地の見方をする工務店さんと
一緒に土地探しをしたら
良い土地が見つかるでしょう。
では間取りを考える上で
お客様はすべきことはなにか。
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