こんばんは!
マルトの澤田です。
設計の打ち合わせをしていて、
よく耳にするのが「家の中に、
家族それぞれが落ち着ける
『居場所』
をたくさん作りたい」という
ご要望です。
リビング以外にも、ちょっと
本を読める場所、仕事ができる
場所、趣味に没頭できる場所…
そうした居場所を求める声は
とても多いのですが、ちょっと
やり方間違えるとプライバシー
や集中することを優先するあまり、
それぞれの場所を壁や扉で
区切ってしまう事になり、
せっかくの居場所が「孤立した
ハコ」の集まりになり、家族の
つながりが生まれない、少し
寂しい空間になってしまうこと
があるのです。
私が大切にしたいなって思って
いるのは、
「居場所はたくさんあるけれど、
決してバラバラにはならない」
という絶妙な距離感です。
言葉にするのは少し難しいので、
我が家の日常を覗いていただくと、
そのイメージが伝わるかも
しれません。
我が家の中心は、いつもリビング
です。
私は基本リビングにいますが、
パソコンしたり、大好きなガンプラ
を造る時は、リビングのすぐ横に
ある畳の間。
一方、仕事をする時は、階段を
上がった2階スタディコーナー
へ移動します。
妻はといえば、これまた自由です。
基本はリビングにいながら、書き
ものをするときはダイニング
テーブルへ。
そして面白いのが読書の時間です。
ソファで読むこともあれば、なぜか
階段の段差に腰掛けて読みふけって
いることも。
もっと広い階段にしてあげれば
良かったなって思うぐらいです。
他にも、まだ使っていない娘の
部屋を、家の物や子供の物の
「片付け兼くつろぎスペース」
として活用したりしています。
子供たちも負けてはいません。
小学6年生の息子は、リビングで
家族と話しつつ、ゲームをする時は
自分の部屋、寝室、畳の間へ移動。
宿題は2階のスタディコーナーで
やってますが、その時間が一番短い
(苦笑)
宿題終わればすぐに、寝室や自分の
部屋へ行ってマンガ読んでます。
小学4年生の娘は、まさに自由奔放。
ダイニングで妻と一緒に宿題を
始めたかと思えば、いつの間にか
リビングの床やソファでやってたり
、宿題やらずに踊ってたりします。
一応女の子なので、アクセサリー系
のちょっと着飾れる小物を集めたり
作ったりするのが好きなんですが、
決まった場所がある訳ではなく、
家中あちこちでやってます。
まさに神出鬼没(笑)
一見すると、家族が家中に散らばっ
て「バラバラ」に過ごしているよう
に見えるかもしれません。
でも、実は我が家の暮らしの
ポイントは、すべての居場所が
リビングという中心を介して、
ゆるやかにつながっていること
にあります。
あえて壁で仕切らない事で2階に
いても、畳の間にいても、
「お父ちゃんはあそこで仕事してる」
「妹はあそこでゴロゴロしてるな」
という家族の気配や声が自然と伝わっ
てくる。
それぞれの拠点は点在していて、
時にはその居場所が重なり合ったり
もするけれど、決して「独りぼっち」
にはならない。
この「家中どこにいても家族を
感じられる」という感覚って大事
なのかなって私は思うんですよね
部屋に閉じこもるための間取り
ではなく、家じゅうをお気に入り
の居場所にするための間取り。
居場所がたくさんある事は大事。
でもそれぞれが独立しすぎるのは、
ちょっと寂しい。
点在する居場所をリビングで
つなぐ
っていう考え方をお施主様には
大切にしていただきたいなって
思います。
皆さんの新しいお家では、ご家族が
どんな場所で、どんな風に過ごす
姿が見たいですか?
その光景を想像することから、
家づくりは始まります。
ではでは
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