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輝建設 株式会社

小さな家、、、今後のメリット

こんにちは。
輝建設のコハラです。

今日はルームツアー動画を
取りに行ってきました。

なかなかアップできていませんが、
数軒分の動画を貯めていますので
なるはや、なるはやで
アップしていきたいと思います。

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昨日は工期について
お話しさせていただきましたが、

大工さんが少なくなってきて、

1日に複数の大工さんを
入れつづけるのが難しく
なってきているので
工期が長くなる傾向がある
というようなことも
少し書いています。

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当社でも常用といって
当社の仕事だけで
一年過ごしてくださる大工さんたちが

60代2名に
あとは50代、
40代といった感じです。

20代、30代の大工さんも
親方のサポートに入ることがありますが、

人数構成的には
完全に逆三角形で
若手が少ないです。

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ということで、
当社も自社で
社員大工の養成に
取り組み始めました。

今年で
4年目になる大工見習いの
専門卒の子がいます。

今春にも大工希望の
専門学校卒の方が
入社の予定です。

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あらゆるものの
値段が高騰しているなかで
新築での家づくりの
数が減っていくのは
大きなトレンドになっています、

相対的に
リノベなどの改修工事の
割合が増えてくると言われています。

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AIがどんなに発達しても
まだまだ人間ほどの
技術と施工力を伴った対応力の広さは
ロボットにはしばらくは難しそうです。

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特に新築のようにほぼ図面通りに
進んでいく、、、、ということが
難しいリノベは

現場での対応力で
仕上がりが左右されます。

対応力というのは
目の前に出てきた想定外の
現況にどのように
対処するのかというアイデア、

そのアイデアを実現する施工力。

アイデアといえば
建築士さんの考えることのように
思えるかもしれませんが、

実は大工さんの
使える木工事の技術を念頭に
対応を考える=アイデア

なので、大工さんの施工力というのは
非常に重要なキーファクターになります。

現在、当社では古民家の再生(=修繕工事)
だけでなく、

新築でも大工さんの手刻みによる
柱や梁などの接合部をもつ
家づくりなどへの知見を
若い大工さんに伝える機会を
増やせないかと考えています。

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おかげさまで、
そのような昔ながらの家の
構造を根幹に持つ
住まいをご希望されるお客さまが
いらっしゃって
新築でも全面的に
できそうな感じです。
(部分的にはこの10数年でも
ありました)

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大工さんが
圧倒的に少なくなる将来、

大工さんのつくる木の家か、

工場でつくる経済効率一辺倒の
熟練工を要しない
本物の素材風の集合体の家か
(リフォームですら、上から
貼り付け貼り付けで熟練工を
要しないようなものになっていきそうです)

極端に2極化していきそうな気がします。
(家だけでなくて、
車も服も、食べ物も
なんかそんな流れを
感じずにいられません)

ネットなどでも
無垢材のフローリングでなく
建材メーカーさんの
プリントフローリングの
どの品番が一番、見た目がいいかなどを
レビューしていたり、
その辺りの情報をSNSで
上げている方たちも大勢いらっしゃいます。

食べ物や服なども。
車は最近はもうめっちゃ高い!だけに
なってしまった気がしますが。

めっちゃ安いか
めっちゃ高いか。

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ということで、
木の家づくり派の
工務店さんは最近は
坪単価が高くても総額を
抑えるために新築や
リフォームでも施工範囲を
小さくする傾向があるかなと思います。

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小さいのか、、、、、、。
と嘆く前に、

3世代が2世代だけの
核家族が進むだけでなく、

子供と同居しない、

連れ合いが早く亡くなっての独居や

そもそもずっとひとりで暮らしている
パターンもだいぶ増えています。

大きな塊から、人の居場所は
個人へ、、、という傾向は
大きく進んでいるので、

今後の中古住宅市場は
大きな住宅は売れない。

売り買いしやすい
二人暮らしサイズのものが
流動性高くなる=
不動産売買でも需要がある
というふうにも言われています。

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えー、小さい家かー。。。。
と嘆かずに、
将来の出口戦略を考えて
家を小さく建てる。

中古住宅購入のリノベも
新築より金額抑えられるからといって
大きな物件でなく
工事範囲が少なくて済みそうな
小ぶりなものも
想定する。

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そんな感じもありかなと
頭の片隅に入れて
家づくりの基本方針を
考えてみてはどうかなと思います。

ということで、また次回。

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