凰建設の森です。
本日は午前中、子どもの
発表会に。
趣味のカメラの出番です。
お昼からは打ち合わせ。
そして本日は選挙。
投票行かれました?
もう一つ。
どちらかというと私は選挙より
こちらの方を注目してますが
今日からCOP26が開幕。
昨年はコロナの為開催は無し。
一昨年受賞した、化石賞の
汚名返上なるかどうか。
国際社会における日本の
立ち位置と評価や如何に。
選挙とは数ある選択肢の中から
最良と思われるものを選ぶ事。
よく、自分の400万円の
使い道を選ぶことなどと
言われたりしますね。
選ぶ人によっては400万円が
300万円になったり600万円に
なったりもします。
家づくりもちょっと似ています。
どんな予算を掛けて誰に依頼するか。
数ある依頼先の中から、自分に
最も合ったものを選ぶ際、
あなたはどうやって選びますか?
気に入ったものがいくつあるか
という、加点方式を採用する人もいれば、
自分の理想と違う部分がどれだけ
少なくて済むかという減点方式を
採用する人もいるかと思います。
どちらを選ぶかはその人の
性格次第だと思います。
安全パイを取るなら減点方式。
それは比較的冷静な評価につながる。
だけど、面白みの無い家になりがち。
家づくりを楽しむなら加点方式。
家への愛着はより高まります。
しかし、どうしても偏る為、
不満が生じる可能性も高まる。
私たち建築会社、そして設計者は
設計を繰り返していくうちに、
意外と偏りが出ている事が多い。
自分が是とするものがぐっと伸びて
自分がこだわらない部分は、
意外と杜撰だったりします。
私の場合、性能に偏っているので、
断熱や耐震と意匠性がトレードオフに
なった場合はかなりの確率で、
断熱耐震を選びます。
他の会社さんの家を見たりすると、
自分がどういう風に偏っているのかが
分かってきたりしますが、
同業他社さんとの交流が無いと、
自分の偏りが常軌を逸してても気づかない。
むしろ家づくりをしようとしている
住まい手さんの方がよく気づきます。
情報発信の内容などから、
あれ、この会社、偏りがひどい?
みたいな違和感を覚えたりします。
加点方式での家づくりで、
住まい手さんの勉強具合が浅いと、
危険な偏り方をした建築会社や
設計者さんを選んでしまう事も。
住んだ後で、不具合があった時
「あ、それはうちの仕様です」
みたいなことを言われると、
なかなかきついですよね。
意匠が命という設計者さんの場合
「雨漏りなんて当たり前」
って心の底では思っている人もいます。
私の地元で雨漏り図書館を作った
設計者さんも同様で、
雨漏りから何を学ぶかの方が大事
みたいなことを公言されてます
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/5q0o4Sq3VcxOZr
だから、加点方式で家づくりをするなら
自分の家づくりが偏ってないか、
常にチェックし続けたほうがいいです。
減点方式で家づくりをするなら、
そもそも注文住宅でなくても
いい可能性も出てきます。
規格住宅であったり建売であったり。
市場の最大公約数的な家の方が
後悔は少ない場合もあります。
どちらも一長一短。
選挙の投票先を選ぶのも、
加点方式にするか、減点にするか。
悩みどころですよね。
自分がしっかり勉強して、
信頼できる依頼先を見つけて
そのうえで加点方式で家づくり。
本当はそれが一番楽しいのですが
そこまで家づくりに時間を掛けられる
という方も多くは無いですよね。
住まい手が勉強しなくても、
どこの建築会社でも安心して
建てられる日が来るためにも、
今の住まい手さんが勉強する必要が。
そしたら、建築会社の淘汰が進みます。
是非、頑張っていただきたい。
よろしくお願いいたします。
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