こんばんは
クオホーム本田です。
今日は午前中に施工中の
現場を2件確認した後、
午後からは新しい敷地の
現地調査に行ってきました。
境界確認と前面道路の幅員、
電柱の位置や日照の状況など、
家の設計にとって大事なポイントを
丁寧に見てきました。
その後はZoom
で設計打ち合わせを2件。
住まい方のイメージを
どう形にしていくか、
今日も密度の濃い時間を
過ごしました。
さて本日はこちら↓
「高断熱高気密は当たり前の話」
という話し。
先日打ち合わせで
「クオホームさんのウリは
高断熱高気密ですか?」
と聞かれました。
最近「高断熱高気密の
家です!」ってまるで
それが他社との差別化で
あるかのように強調している
住宅会社が多くあります。
でも、これ正直に言います。
今の時代、それって「ウリ」で
はなく、「やってて当たり前」の
ことでは。
たとえば断熱等級6の家。
断熱性能としてはかなり
高水準。
でも、これをクリアしている
からといって、「うちは
すごいでしょ?」と
アピールする会社。
もしそれしか語ることが
ないのであれば少し慎重に
なった方がいいかもしれません。
性能は大事。
だけど、そこは出発点に過ぎません。
本当に問われるのはそこから先。
・どうやって空調計画をするのか?
・間取りの中で快適性をどう確保するか?
・将来的なメンテナンス性は?
・意匠(デザイン)と性能のバランスは?
この部分にどれだけ「本気」で
取り組んでいるかが
家づくりをする会社の
本質だと私は感じています。
断熱や気密の数値を
あれこれ語るよりも
その性能が「生活の快適さ」に
どうつながっているかが一番大切。
「数値が良い家」=「快適な家」
ではないです。
逆に「数値が悪い家」は
論外ですが、大事なのは
数字ではなくその先の暮らし方。
それともうひとつ、
家は性能だけでできていません。
構造、意匠、メンテナンス、
コスト配分。
そして何より
「予算内でバランス良く作る力」。
性能だけ極めて、外構は砂利だけ。
それで本当に満足できるでしょうか?
私は設計者として
「予算配分」の重要性を
何度も現場で体感してきました。
コストをかけるところ、
抑えるところ。
性能は当然やる、
その上でどこに
設計者としての工夫があるのか。
それが家づくりにおいて
最も大切なことです。
家づくりを検討されている方は、
ぜひ「当たり前のことを
ウリにしている会社」には
ちょっと冷静になってください。
高断熱・高気密は
「やってて当然」
その上で、どこに
工夫があるのか?
それが住宅会社選びの
ポイントです。
ご参考に。
では、では。
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