こんばんは菊池組・キクチです。
メルマガを書く余裕がなくて、すみません。
昨夜19時からYoutubeで、ある動画が公開されました。
実はこれは昨日告知するつもりで書いたメルマガでしたが、最後の【配信する】というボタンを押していませんでした。
このお家は他のチャンネルの動画で見たことがある人も多いかもしれませんが、
別な角度から新しい発見があるでしょう。
断熱は外壁が350mm級(高性能グラスウール換算)。
天井はロックウール820mmと鬼レベルなんですが、動画の中では全然そんな事には触れていません(笑)
これを読んでいる皆さんも、ほとんどの所がもう夏でしょうからピンと来ないと思いますが、私の実家は7月20日現在、まだ朝に暖房しています。
この動画の住まい手さんも、この住宅の前には8月でも朝に暖房が必要な家に住んでいました。
そのお家では冬には台所の食用油が凍ってしまう事も。
この地域では一般に半年以上が暖房期。ある程度のパッシブ設計された高断熱住宅でも9月後半から5月まで暖房が必要になります。
雪に覆われる期間は年の約3分の1。
早起きして車の上や駐車スペースの雪を片付けないと出勤できない寒さと除雪労働の苦しみと危険性。
高断熱と言われる住宅でも9月から5月まで暖房が必要な地域で、超高断熱とパッシブ設計で頑張って、毎日暖房するのを11月~3月までに縮められる。
ガレージからの導線計画や物置の計画を適切にする事で、様々な面倒やストレス、危険から開放される。
寒さや雪の苦しみから解き放たれ、余計な事を考えなくて済む生活。
つまり、積雪寒冷地の暮らしの中から、寒さや積雪というネガティブ要素を取り除き、プラスに変える。
住宅の力で、そこに住む人と、地域を幸せをしたい、この愛を広げたい、という思いで応募した、2019年の第5回・日本エコハウス大賞で優秀賞(準グランプリ)を受賞させて頂いた住宅です。
ではでは。
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