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株式会社プレゼントデザイン

安さという選択。

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

ようやく少し落ち着いてきました。
現場が始まり、
基礎から上棟までは
現地確認が多く、

上棟から1ヶ月は
お客様との現場打ち合わせが入る
ということで、

現在、そんな状況の現場が4件あるのですが、
半分くらいその作業が終わり、
一息です。

さて、そんなバタバタしている中、
1月はインスペクションの依頼も
多く入ります。

昨日も昨年完成した
建売住宅を購入される予定の方が、
契約前に調査の依頼が入りました。

もちろん、耐震等級3でもないし、
28年基準を満たしているかどうかも
少し怪しいです。

いつもと同じように
アドバイスをしながら、
調査を進めました。

私が普段は設計事務所として、
住宅の設計を個人でしていると
お伝えすると、

「何かあったら、
 直接、調査の依頼をしていいですか?」

とのご質問。

私は大阪のインスペクション会社の
パートーナなので、
直接、調査依頼を受けている訳ではありません。

やはり、調査費用が
高いと感じられているのでしょうね。

今回もお客様の負担は10万円を
超えています。

安くはないですね。

「直接」ということは
少しでも安くという思いなのでしょう。

残念ながら、
私はインスペクションを
メインで仕事をしている訳ではないので、
受けることはありませんし、

たとえ受けても、
安くは受けません。

調査会社の負担している業務もありますので、
かかる費用というのはあまり、
変りません。

結局かかる費用というのは
大きく変わらないものです。

建売住宅は安いですが、
安い価格なりの建物であるということは
紛れもない事実です。

この建物も、
耐震等級1と言っていましたが、
設計性能評価も取っていないので、
本当に等級1あるかもわかりません。

ロフトありの背の高い建物だったので、
本当は耐風等級も大事です。

外壁はもちろん、サイディングですし、
低い断熱性能であれば、
15年から20年で足場を組んで
改修しないといけなくなります。

現在のインスペクション業務では、
ここまでいう事はできませんが、

最終的には
最初にしっかりお金をかけた方が、
安くなります。

特に若い人は、
払い続ける光熱費やメンテナンス費は
重くのしかかります。

決して、若い人が
安さを求めるのを否定はしていません。

知識が追いついていないだけなので。

一般消費者は知識が及ばないのは当然です。

どうすれば良いか。

早く省エネの義務化を行うこと。
構造計算をしなくて良いとしている
4号特例を廃止することです。

早く国に動いてもらいたいものです..

それでは、また次回。

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