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株式会社 菊池組

地震と耐震性能の話

キクチです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
菊池組は各人ごとに休みの期間がバラバラでしたが、
明日からは通常モードになります。

このお正月には大変な災害や事故が発生しました。
これをお読みの方でも帰省中や旅行中に何らかの影響を受けられた方も多いかと思いますし、
被災地で暮らす方もいらっしゃるかもしれません。

この度の震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様の安全、健康と被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。

日本は災害大国であり、地震・台風だけでなく近年では異常気象による豪雨など、今後もこれまでの常識では通じない自然災害が身に降りかかる可能性は高いと考えられます。
この国に住む以上、自然災害はいつも身近にあるという事を忘れてはいけないですね。

建築の主な役割は、人々の生命と健康、財産を保護すること。
雨や風、雪の他、暑さ寒さ、災害や外敵、その他の災厄から家族を守ります。

ただし、大地震においては、人を守るはずの建築が倒壊し、人の命を奪ってしまう恐れがあるという事。
すべての設計者は強く肝に命じておかなくてはいけません。

さて、
被災地の状況などは政治やその他、様々な要因等が複雑に絡み合い、
情報が入り乱れています。

建物の被害状況などを受けて流される情報の中には、
受け取り方によっては勘違いしてしまいそうなものもありますし、
SNSでも専門家顔をした人が発信する内容で明らかに誤りであるという情報も見られます。

今回の地震による倒壊、損壊などの被害についての「事実」「結果」は今後の詳しい調査結果、検証を待ってお伝えしたいと思いますが、
現時点で言える確かな事と、私が思う事を整理してお伝えします。

地震の話題で不安になる方、暗い話は聞きたくない、
という方も最後まで読むと希望が持てる内容ですので、どうか安心して最後までお読みください。

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