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株式会社プレゼントデザイン

地域によって変わるエコハウス

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

いよいよ明日から
大学入試ですね。

お客様のお子様にも
受験生がいらっしゃるので、
普段通りの力が発揮できることを
こころより、祈っています。

さて、日本海側は雪がふりつづけているようですが、
日本列島は長く、
地域によって気象がさまざまですね。

一時期、話題になった
東大の前先生の
「エコハウスのウソ」という
本があります。

色んな補助金が使われ、
エコハウスのモデルが、
各地域に建設されたのですが、
それがとても寒く、
すこぶる評判がわるいというような
話が紹介されていました。

これは地域にあった
家づくりをしていないから
起きた事例です。

パッシブデザインの観点で言えば、
南側に大きな窓を設置して、
冬はたくさんの太陽熱を
家の中に取り込むのが定石です。

でも、これって、
冬に晴れればという大前提ですよね。

晴れずに今のような
雪が降り続けば、
熱は入るところか、
暖房のエネルギーが、
どんどん、外に逃げていきます。

6地域でパッシブデザインに
はまりすぎた人が、
深く考えずに作った建物があるのでしょう。

という話をしていると、
日本海側は北欧のように
小さな窓のほうがいいのか?

という話になりがちですが、
もちろん、それも答えの一つですが、
他にも答えはあります。

北欧もそうですが、
雪国の人は冬はずっと曇っているので、
晴れた日の太陽はとても貴重に感じます。

だから、大きな窓を開けたいという
住まい手の要望も多く、
その通りにつくると寒い家になるわけですが、

何も、窓だけで開口部を完結する必要はないです。

日本では昔から、
雨戸-障子-土間-障子
と、重ね着をするように
外と中をつなげていました。

たとえば、窓は大きくとり、
断熱雨戸などをもう一層重ねれば、
雪が深々と降るときは、
雨戸を閉め、耐えしのぐ、

貴重な晴の日は雨戸を開放し、
家の中に太陽の光と熱を取り込む。

という風にすれば、
快適に暮らすことが可能です。

やまない雨も雪もありません。

晴れの日を楽しみましょう。

受験生も同じですね。

必ずハレの日は来ます!

それでは、また次回。

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