凰建設の森です。
本日も一日打ち合わせ。
午前中はご契約です。
日本で最も寒い所から
日本で最も暑い所に
お越しいただくお施主様。
これでもかと断熱をして
夏も冬も快適に過ごせるよう
頑張ります。
契約書の捺印を終えた
お施主様から衝撃の一言。
「実は、契約するの3回目で、、」
弊社の前に、既に2件、
別の建築会社さんと、契約と
解約を繰り返していたとのこと。
お話を聞いて色々びっくり。
改めて、お施主様を急かさない
家づくりの進め方を
貫いていかねばと思いました。
お昼からの家づくりの相談は
土地を買って家を建てたい
という相談の方でした。
こちらが今日のメルマガの
本題にもなります。
何度か話題にさせていただきましたが
基本的に土地を買うという相談に
対しては、私は消極的です。
まず、岐阜の地域で暮らす
多くの人にとって、管理する
不動産が増える事は、リスクです。
将来の都市計画が不明な地域に
不動産資産を持つのは怖い。
収入に余裕のある方が、
地価の下がりにくい場所で
土地を探すのはまた別ですが。
土地を買う相談の方にはまず、
ご自身が相続する可能性のある
土地や建物の状況を聞きます。
核家族化のこの時代、
少なくない確率で、ご夫婦の
どちらかが相続する可能性の
ある土地が存在します。
多くの場合で、その土地は、
今現在ご両親が住まわれている。
本日のお客様もそうでした。
土地を買って家を建てる方に
ご両親の土地はどうするつもりか
いつも伺いますが、明確に
プランがある人は少数派です。
空き家問題はその多くが、
実家問題でもあります。
固定資産税を払うのも
勿体ないけど売ろうとしても
二束三文だったりして、
資産価値があるかというと、
どちらかというと負の遺産。
岐阜に限らず日本の多くの
地域においては、そんな感じ。
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