イシハラスタイルの石原 です
住宅費用が高騰する中
土地をいかに安く買うかで
家にどれだけ掛けられるかがかわります
土地はどうしても最初に買うので
ちょっと高くても条件がよかったり
一度、先を越されたりすると
慌てて購入してしまいがち
でも、少し不便な所でも
静かで住み心地がよいところや
高低差があり造成を考慮して
買い手が付かない
いわゆるクズ土地も
家の設計で素敵なお家になり
結果的にクズではなくなり
土地の価値を上げられる
それは、家本来もそうだけれど
道路からのアプローチの仕方や
外構の仕方も大事
土地に合わせて出来る事できないこともあり
総合的に最適にしていくスキルが必要
設計者の取組の姿勢も大切になってきます
土地に癖があれば余計に
よーし!やったるぞ!という
ちょっとマニアックな一面が
垣間見られたりして・・・
こちらはクズ土地ではないのですが
建て替えのご相談で伺った時
あるハウスメーカーに相談に行くと
駐車スペースを取るために
まず、間知石を壊してブロック積みにしましょうと言われたそうです
石積みの部分です
https://www.ist-a.com/wp-content/uploads/2025/04/P1050769.jpg
こんな素敵な石積みをいきなり壊すなんてと驚きました
いま、こんな工事を出来る人は稀ですし
ブロックより石の方が耐久性が高く長持ちです
道路後退があるならまだしも駐車スペースの為だけに
お金を掛けて壊して、お金を掛けて耐久性の低いものをつくる
最終的に、そういう判断になることはあると思いますが
施主がこれに違和感を持たなければ
きっと壊されていたことでしょう
結局、裏側の隅っこ一部を撤去して
週者スペースのとれる家のプランにすることで
南のお庭もそのまま残して今の大切にされています
現在の法律に合わないものだとしたら仕方ありませんが
古くて良いものを生かすことを諦めないで残すことで
予算も低く抑えられ町の美観も保たれ
WINWINにすることも可能です
というお話しでした
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