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有限会社 水戸工務店

国産材を使う理由

水戸工務店代表の小林弘典です。

今日からGWで連休!
って方も居られるんでしょうね。

弊社は暦通りのお休みです。

気温の乱高下が激しいので、
体調に気を付けていきましょう。

弊社では国産材を使った家づくりを行っています。

仕上げ材であれば、様々な産地から取り寄せていますが、
構造材については、高樹齢で目の詰まった材が好ましい。

という事で、主に使うのは、和歌山の山長商店の杉と桧。
もう一つは、岐阜の東濃桧も良く使う材です。

今回はメインの構造材として用いている山長材について。

山長商店とは、20年以上の付き合いになりますが、
いつもいい材木を提供してもらっています。

山長商店では無垢の木でも、一本一本強度を測定して、
JASの認定を取り、シリアルナンバーで管理しています。

簡単に言えば、強度が分かる木材なので、
構造計算でここは大きな力がかかるな、
となった時には、強度の高い木を採用できます。

そんな風に、強度の指定を出来る山長材は、
意外な使われ方をしています。

それは、建材試験センターでの構造耐力の試験。
https://m-mitok.jp/l/m/ruj4G4wQRGlzCQ

構造耐力の試験、と言っても一般にはあまりなじみが無い。
そんな中でも、耐力壁面材の試験、と言えば知っている人がいるかもしれません。

↓こんな試験です↓
https://m-mitok.jp/l/m/JKjaQZ3xfFSoQp

耐力壁の模型を作って、横から力をかけて、
どのくらいの力まで耐えられるか、
どのくらいまで曲がると耐力が落ちるのか、
などを測定するのです。

この強度試験、試験体の持ち込みは
強度耐力を依頼した会社持ちです。

仮に依頼主が耐力面材のメーカーだとすると、
その面材を売るためには良い結果が欲しい。

そんな「ここぞ」と言うとき使われるのが山長材、だったりします。

山長材は目が詰まっていて粘り強く強度が高いので、
試験結果も良い結果が出やすい。

山長材の良さは業界では周知の事実で、
自社の作っているものの強さとか、
構造を気にする人ならみんな知っています。

たまには興味が無い人もいますけど、
素材に興味が無くていいものは作れません。

気になるのは価格になるのですが、
当然、いいものは高い。
これは原則です。

でも、材木と同じ量の大根と比べたら、大根のほうが高い。

しかし材木は一生もの。
強度のみならず、シロアリや腐朽劣化にも強く、
100年持つことも出来る素材、と考えれば高くはないのでは?

弊社では、自分の作っているものや、
お施主さんには嘘はつきたくない。

自信をもって一番いいものをお勧めしているので
山長材を採用しています。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

それでは!

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